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赤いランプの終列車/春日八郎 2005/3/22
メッセージ&エピソード
今寝たきりで口もきけない父(72歳)へ

私の親父は鉄道員(ぽっぽや)でした。勤続42年、常磐線の各駅に勤務しておりました。父は子どもの頃から汽車が大好きで、よく丘の上に登っては汽車を眺めていたそうです。運転手が希望でしたが、視力に難があって願いは叶いませんでしたが、それでも国鉄に入社でき、いつも列車を見られる職について満足げでした。私が子どもの頃、面白かったのは、朝の出勤時に必ず駅のホームでする「右良し、左良し、出発進行!」の指差し確認を家でもして出かけていくことでした。そんな父が2年前、脳こうそくで倒れてしまいました。父の十八番、酔うと必ず歌うこの曲をリクエストします。春日八郎さんの「赤いランプの終列車」です。

茨城県 小椋健一さん
この曲について
「赤いランプの終列車」(1952年12月リリース)
作詞/大倉芳郎、作曲/江口夜詩。
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