バックナンバー ミュージックギフト〜音楽・地球号
リクエストパーソナリティーバックナンバーゲスト放送時間トップページ文化放送トップページへ
知床旅情/加藤登紀子 2006/3/15
メッセージ&エピソード
ユリエ荘のオーナーご夫婦へ

1週間にわたる山口からの放送、楽しく聴かせていただきました。私は、およそ30年前に広島県尾道市の山奥の短大で学生生活を過ごしましたので、山口県がとても身近に感じられました。当時、私は、ユリエ荘という自炊の寮におりました。その折は、オーナー一家が寮父、寮母として色々面倒を見て下さいました。私達は、オーナーご夫妻を、お兄さん、お姉さんと呼んで慕っておりました。月に一度位の割合で、お兄さん夫婦が寮生20数人を談話室に集めて茶話会を開いてくれるのですが、その時お菓子作りの上手なお姉さんの手作りクッキーが食べられるのが、とっても楽しみでした。当時オーナー夫婦には2人のお子さんがいて、小学校2年生のお姉ちゃんと幼稚園の弟がいましたが、弟の公(きみ)くんは、遊びたい盛りだけど近くに同年齢の子供がいないので、よく寮生である私達に遊びをせがみました。私達はお姉さんが焼いている香りのよいパンに魅かれて、パンを1つくれたら遊んであげると、公くんに言ってパンを1つ持ってこさせたりしては、よくボール遊びや鬼ごっこを裏庭でしたりしました。その公くんも今は1児の父になったとか風の便りに聞いています。時のたつのは早いものですね。よく年に一度旅をしていたお兄さん、お姉さんに、プレゼント曲、加藤登紀子さんの「知床旅情」をお願いします。

宮崎県延岡市 ラジオネーム「日向小夏」さん
この曲について
「知床旅情」(1970年11月1日リリース)
作詞作曲/森繁久彌。シングルチャートの1位、105・1万枚の売り上げ。
<<バックナンバー目次へ戻る