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ピーシーズ・オブ・ア・ドリーム/ケミストリー 2007/1/5
メッセージ&エピソード
中学校の恩師へ

5年前の成人式が忘れられない。恩師として成人式に参加した先生は一人だけ。オレの担任だった。中学校当時は厳しかった先生がポツリと一人ぼっちでいた。友達も誰も彼と話そうとしない。それでか、オレは先生に話しかけられたけど、そっけなく返しただけ。誰も彼と話そうとしないのに、レが話す必要もない。その時はそう思った。そのあと、友達とバカ話をして戻ると、もう先生はいなかった。ただこれは言える。オレは中学校時代、先生にかなり手を焼かせた。でも、先生がオレを変えようとしてくれたからオレは変わり、ちゃんと高校も卒業した。だから、その時もホントは話すことは沢山あったのに、プライドというのか、くだらないもののために、もう二度とないかもしれないチャンスを自分で潰した。ホントは、その時、ありがとうとは恥ずかしくて言えないかもしれないけど、これまであったことやこれからのことを、とにかくいっぱい先生と話がしたかったんだ。あの時話したかったことをこの曲で伝えます。

宮城県登米市 ラジオネーム「オレだよ、先生」さん
この曲について
「PIECES OF A DREAM」(2001年3月7日リリース)
作詞/麻生哲朗、作曲/藤本和則
シングルチャートの1位、113・2万枚の売り上げ
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