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霧の中の少女/久保浩

2008/3/6

メッセージ&エピソード
中学時代の同級生の女の子へ

ウォーキングしていたら、同級生とばったり出会いました。同じ町に住んでいてもめったに顔を合わせません。近況交換をしたところ、「来年の中学校の同級会の開催に向けて打ち合わせをしている」とのことでした。私は、三つの小学校を卒業した人たちが集まってくる中学校に通いました。田舎の中のまた田舎出身の私は、町の中学校に行ってびっくりしたことがあります。二重瞼で大きな目がパッチリの絵の中から出てきたようなお人形さんみたいな女の子がいたのです。それまで周りには、ホッペが真っ赤でオカッパ頭の女の子しかいなかったので、青天の霹靂でした。そのこと同じクラスで机を並べたのです。口など利けるはずもなく、ただとおくからうっとり見ているだけでした。中学卒業以来、一度も見かけたことはありません。私の学年も来年は還暦になります。中学卒業後、どんな人生を送ったのだろうか・・・。彼女と同級会でお会いしてもお話なんて出来ないだろうな・・・。

宮城県栗原市 菅原民夫さん
この曲について
「霧の中の少女」(1964年8月リリース)
作詞/佐伯孝夫、作曲/吉田正
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