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夕暮れ時はさびしそう/N・S・P

2010/10/12

メッセージ&エピソード
M子さんへ

私がまだ独身時代の27歳の頃、ダンス教室の休憩時間におしゃべりをした当時高校生のM子さんに、N・S・Pの「夕暮れ時はさびしそう」を贈ります。M子さんは、おとなしくて、小柄で、本当に可愛い高校生でした。話をしていくうちに、当時流行っていたフォークのことが話題になり、彼女は「N・S・Pが好きです」と言いました。私は、拓郎や陽水はよく知っていましたが、N・S・Pは名前を一度聞いたくらいで、何という曲を歌っているのかもわからず、さっそくレコード店に行き、「夕暮れ時はさびしそう」とか「冬の花火はおもいで花火」などを聞いて、すごい名曲だと感心しました。そのうち私は仕事が忙しくなり、教室をやめてしまい、彼女も大学へ進んだそうで、今は母・妻として頑張っていることと思います。結局、彼女とは、私の片思いで終わってしまいました。もっと積極的に行けばと思いましたが、当時の私は奥手で、誘うことも出来ない性格だったため、今も良い思い出として浮かんで来ます。そして、何より悩んだり、さびしい時に、N・S・Pの歌を聞いて、一緒に口ずさむと、少し元気が出てきます。M子さん、N・S・Pを教えてくれてありがとう。

静岡県静岡市葵区にお住まいのラジオネーム「メロン」さん
この曲について
「夕暮れ時はさびしそう」(1974年7月10日リリース)
作詞作曲/天野滋
シングルチャートの最高11位、24・9万枚の売り上げ
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