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少女A/中森明菜

2013/2/18

メッセージ&エピソード

中学の同級生のSSくんへ

高校生の時、たぶん2年生の時だったと思いますが、中学の同窓会がありました。参加していたSSくんが、「誰か少女Aを歌って!」と大きな声で私の前で言いました。私に向かってではありませんでした。「誰でもいいの?」と私が尋ねると、「いいよ」と明るい回答が返って来ました。そこで、歌えば良かったものを、「下手でも平気?好きな歌は
上手に歌って欲しいよね」と言ってしまいました。SSくんは答えようがありませんよね。それでおしまい。その話は、とおの昔に忘れていました。思い出すこともなかったのに、2〜3年前か、急にそのシーンを思い出しました。なんのきっかけもなく、薪ストーブの火を眺めている時に、ふっと映像で浮かびました。もしあの時歌っていたら、SSくんとおつきあいすることになったかなと、具にもつかないことを思います。昔のことを、こんなふうに思う年齢になったのだと、しみじみ感じます。

山梨県北杜市のラジオネーム「山のひつじ」さん

この曲について
「少女A」(1982年7月28日リリース)
作詞/売野雅勇、作曲/芹澤廣明
シングルチャートの最高5位、39・6万枚の売り上げ
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