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/森高千里

2013/3/8

メッセージ&エピソード

紫のリボンさんへ

私は30代半ばに今の妻と出会い、今は2男1女の父親です。毎日いろいろありますが、良い女性と結婚できたと感謝しています。ところで、私は妻と出会う10年ほど前、以前勤めていた会社の同僚の紫のリボンさんとつきあっていました。当時はよく将来のことを語り合いました。「最初の子は女の子がいいね」と。しかし、この交際は親が反対でした。休日に二人で遊びに行くことさえ困難な環境でした。私はなんとか彼女の両親に認められたいという思いと、結婚するためにはより安定した職場でなければならないとの思いで、県下でもそれなりの会社に転職しました。しかし、転職後、私は、さぁこれからだと思ったのですが、転職して三ヵ月後の6月に別れました。さようならした日は、雨がしとしとと降っていました。つきあっていた頃、親の反対でなかなか二人で遊びに行けない中、なんとか二人で遊びに行く機会を作っても、その日はなぜかよく雨が降っていました。「雨」は、二人でカラオケに行った時、何度か彼女が歌った曲ですが、このようなことから、聞くたびに、二人で遊びに行ったこと、そして、別れた日のことを思い出します。ところで、紫のリボンさんとつきあっていた頃、彼女が大切にしていた本とノートを借りていたのですが、まだ返すことが出来ていません。このメールを送ることを機会に何らかの形で返そうと思います。紫のリボンさんへお元気ですか?長い間大切な本とノートを借りたままになっていました。ごめんなさい。これを機にお返しします。

岡山県倉敷市のラジオネーム「会長」さん

この曲について

「雨」(1990年9月10日リリース)
作詞/森高千里、作曲/松浦誠二
シングルチャートの最高2位、18・0万枚の売り上げ

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