１５歳で起業！現役高校生社長・武藤篤司さん

現時点で最年少のゲスト！２０００年生まれ、現在１８歳。１５歳で起業した武藤篤司さんでした。
宣伝用の動画やお店のアプリなどを制作している株式会社クリエイティブファンタジープロダクションズの代表取締役です。
武藤さんは小学２年生からアドビ・イラストレーターを使い始め、独学でデザインや映像制作の世界へ。
ネットで動画投稿活動を始め、その経験から、１５歳で会社を立ち上げます。
実は武藤さん、日本の義務教育に馴染めず不登校だったそうですが、小学生の時に、
「自分のやりたいことは映像制作やデザインだ」と見つけ、その道に向かっていったので、今の自分があるとのこと。
そんなに早い段階で将来を見据えて動けることが凄いですよね。
起業後は、会社に入ってくる仕事もしながら、メルカリの子会社へインターンに行ったり、
イギリスの高校へ通ったりして自分のキャリアを形成していったそうです。
イギリスへ進学したのは「海外の教育に関心があった」ということと、
学校生活を体験しておいた方が今後自分の人生においてプラスになるだろうというのが主な理由です。
自分に必要なものを常に取捨選択している武藤さんの生き方、「合理的」なのがお好きというところと
好きなことが仕事になるというところからも、村上さんが気付いた通り、「ホリエモン」さんを思い出しますね。
ちなみに、イギリスは中学校に相当する課程から、自分で学びたい教科を選ぶことができるので、
好きなことをどんどん学べるのはもちろん、周り人と同じ教科を選んでいるわけではないので、
「成績が良くても悪くても気になる環境ではない」とのこと。武藤さんにはこの環境がとても合っていたそうで、
この経験をいつか日本の教育に生かせたらなとも思っているそうですよ。
そんな武藤さん、９月からは大学生。慶応大学SFCへの進学が決まっています。
大学では、地下鉄やバスなどの案内標識をもっと分かりやすくするためのプロジェクトに取り組もうと考えているそうです。
・・・凄い若者がいるものです。武藤さんの謙虚で誠実な人柄も素敵でした。
番組が始まって３か月。あらためて、この番組は、毎回魅力的な先生が来て下さる番組だなと感じています。
「経済」というと堅苦しいイメージがあったのですが、よく考えると身の回りのものほとんどが「経済」に関連するんですよね。
いろんなお話に驚いてばかりではなく、聞く側の私も取捨選択して自分の人生に生かしていかねばと思いました。
さて、今回村上さんがノートに書き留めたのは、武藤さんが使っているスマホのアプリです。
１つめは、メルカリの子会社でインターンシップをするきっかけとなった、インターンシップ・就活アプリの「ウォンテッドリー」。
２つめは、武藤さんがよく使っているという経済ニュースをまとめているアプリ「ニューズピック」です。
後者は分かるのですが、就活アプリの名前を書き留めてどうするんでしょうか？・・・まさか！？
by長麻未