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「G20大阪サミットスペシャル」ジャーナリスト 大谷昭宏さん

番組初の生放送は、G20大阪サミットの会場「インテックス大阪」の国際放送センターからお送りしました。
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村上さんはビシッとスーツ姿で、番組の作家さんは緩い柄のTシャツ姿・・・。ギャップに多少戸惑いつつも、
番組はもちろん進んでいきます。番組のおかげで歴史的な瞬間、場所に立ち会えるなんて感動的です!
そもそも会場から放送することになったきっかけは、大阪観光シンボルキャラクターでもあります村上さんが、
G20大阪サミット開催100日前 カウントダウンボード除幕式に登壇したことが大きいです。
話題にした日の打ち合わせで、「当日行けないかな?」というプロデューサーの何気ない一言から始まりました。
想いや叶えたい事は口に出してみるものですね!
さて、G20大阪サミットを解説していただくために、お招きしたのは、元新聞記者でジャーナリストの大谷昭宏さん。
今回のG20サミットの概要や必要性、重要なポイントなどをお話しいただきながら、
リスナーのみなさんがG20に関する知りたいことにも答えていただきましたよ。
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【Q.ロシアとアメリカのバイ会談が行われたが、プーチン大統領とトランプ大統領が近づくことはいいこと?】
⇒ロシアとアメリカの関係は難しい時期なので、顔を合わせて話すことはいいこと。
官僚同士がやり取りするより良い。国際会議の良さは、
日本で言うこところの「腹割って話そうじゃないか」ということができるところ。
【Q.G20の諸経費は誰が出すの?税金?日本が出しているの?】
⇒渡航費は相手国の負担だが、日本国内でかかる交通費、宿泊費、食費などは、基本的にはホスト国が負担をする。
今回、恐らく●●●億円ほどかかっているとみられる。
【Q.日中会談で、中国の習近平国家主席はあまり強く主張しなかったように見えるが、何か狙いがあるのか?】
⇒日米、日露、いろんな関係がある中、ここ数年で1番進展したのは日中の関係。
今回、習近平国家主席は初の日本訪問。これまでは安倍総理が中国を訪問していた上、
握手をする際も習主席の表情があまり良くなかったが、今回のサミットでは習主席の表情が柔らかかった。
これは日本が米中の間に立って仲介役になったことが大きいのではないか。
【Q.ホテル事情は?誰がどこのホテルに泊まるかを決めているのは誰?】
⇒警備の人数や場所などを考えて、官僚、事務方が決めている。ホテルの宿泊費などで決めているのではない。
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また、放送の前々日には、村上さんが安倍総理大臣にインタビュー!その模様もお送りしました。
安倍総理が普段は話さないような内容や本音の部分も多く、ゲストの大谷さんが村上さんのインタビュー力を
褒めていたんですっ!まさに安倍総理と村上さんの「バイ会談」。バイ会談の重要性が分かります。
聞き逃したという方は、radikoでどうぞ。文化放送のエリアではない方はradikoプレミアムでお楽しみいただけます。
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初めての生放送はあっという間で、なかなか会場の様子をお伝えできなかった気がします。
代わりにといってはなんですが、私のツイッターで会場の様子を少しツイートしていますので、よろしければ覗いてみて下さい。


by長麻未

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2019年06月29日(土)
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