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「オンライン会議とは?」ITジャーナリスト 三上洋さん

今日の講義は、このコロナ禍で会議や打ち合わせの方法の主流となってきた
オンライン会議について、ITジャーナリストの三上洋さんに教えていただきました。
この番組でも4月2週目から6月まで2か月使いましたし、今も、ゲストさんに限っては
基本リモートでのご出演をお願いしていますので、まだまだ使います。
そのため、私たちスタッフ一同も興味津々でお勉強しました。
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【世界の主流はどれ?】
・現在、よく使われているのが、「Zoom」「Google Meet」「Microsoft Teams」
「Whereby」「LINE」「Webex」「Skype」「Stream Yard」の8つ。
・日本でテレビ会議の代名詞となったのは「Zoom」。登録が不要で簡単。
パソコンやスマホで送られてきたリンクをクリックすれば会議に参加できる。
難しい設定もいらないし、操作も簡単なので普及した。
ただ、会議中に知らない人が入ってくるなど、セキュリティ面が脆弱だということが明るみに。
企業で以前から使われていた「Webex」を簡単にしたものが「Zoom」だったが簡素化しすぎた。
・企業ではセキュリティ面を考えて、国内では主に「Google Meet」「Microsoft Teams」が使われ、
中でもグローバルな大企業では「Webex」がよく使われている。「Webex」を使うと、
企業間で情報をやりとりできたり、登録する時に個人情報を収集したり、
誰がどのくらい発言したか、どんな資料を出したかなど細かいことまでわかる。
【今、注目されているツールはこれだ!】
①「LINE」
・今まではスマホで気軽にできるプライベートなツールだったが、このタイミングで技能拡充!
200人まで同時にやり取りができ、既存のテレビ会議用ツールよりも優れている部分もある。
・背景を変えたり、自分の顔に装飾ができるARの機能が付いていたりとお遊びにも使える。
②「Stream Yard」
・この1か月くらいで芸能系やIT系で話題になっているツール。
・特徴は画面の演出が豊富な点。4人並んでいるところを1人だけアップにしたり、
3人を縦に並べたり、テロップを付けたりでき、そのまま生配信に使われている。
【無料のツールが多いが、どうやって収益を得ているの?】
・各社、有料のオプションがある。例:「Zoom」は3人以上の会話の場合、1回40分までは無料。
・オンライン会議のツールは覇権争い中。無料で公開し、ユーザーを増やしている期間。
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番組後半の部分は、「new normal~新しい日常へ~」の特集記事でまとめられています。
リスナーの皆さんからのオンライン会議に関する疑問・質問に答えて下さった部分です。
会話形式で掲載されていますので、放送の雰囲気も一緒にお楽しみ下さい。
by長麻未

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2020年07月04日(土)
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