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「高級食パン」ブームの火付け役・岸本拓也さん

今回の講師は、「高級食パン」ブームの火付け役、岸本拓也さん!
岸本さんは、コロナ禍にも日本列島で次々と高級食パン店をプロデュース。
今年4月以降にオープンさせたパン屋さんの数は、なんと70店舗以上にのぼるんです!
味はもちろん、「どんだけ自己中」「くちびるが止まらない」「わたし入籍します」などユニークな店名も話題です。
現在、国内外で215店舗をプロデュースされている岸本さんに、コロナ禍でもなぜ高級食パンが今ブームなのか?お聞きしました!
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【ユニークな店名はどうやって考えている?】
オープンさせる地域を歩いて見て回り、クライアントさんのイメージと掛け合わせて考える。
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【なぜコロナ禍で次々とオープンさせている?】
異業種からの参入が多い。家で食べる需要が増えてきているため、売り上げは上がってきている。特に緊急事態宣言中に上がった。そこに目をつけた飲食業、IT関係からの依頼で新規オープンさせることが多い。立ち上げで必要な初期費用は2000~3000万円。
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【岸本さんのパンとの出会い】
子どものころからパンが好きだった。ホテルで働いていたときに、ホテル内のベーカリーショップの運営に携わる。「このビジネスは非常に可能性がある」と考え、ホテルを退職して横浜・大倉山に1号店をオープン。そんな中、「大衆から愛されるものを作ることが大切」と実感し、食パンにフォーカスを当ててる。高級食パンと言いながら、お得感を感じる仕掛けをしている。通常のパン屋さんでも1斤300円=1本600円。岸本さんのお店では、「高級食パン」といいながら1本800円。高級だけど、1000円でおつりが来るようにした。また、「高級食パン」として売り出すことで、贈答用としても人気を集めている。
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【会社のメンバーは?】
今は30人程度。プロジェクトメンバーを入れると50人程度。店名や味は岸本さんが決めている。
店のデザインは、ファッションなどが参考になっている。
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【パンへのこだわり】
ほのかな甘さと口どけ感、水分感を大切にしている。オープンさせる土地の水によって味が変わってくるので、それにあわせて生地の配合などをすべて変えている。
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【海外進出】
中国やタイ、ミャンマーにも出店。大切なのは「コンセプトとターゲット」。土地によってすべて変えている。例えば中国だと、人口の分母が多い分、富裕層の人数も多い。思いっきりセレブな2000円以上の高級パンを作っても地域によっては売れる。バンコクで日本人のビジネスマンが駐在している地域にオープンする店は、日本人の好みに合わせたパンを作る。
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【今後の展望】
パンは生活の中で必ず食べるもの。今後は葬儀屋さんとのビジネスも考えている。パンをベースにセレモニーホールを作りたい。
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岸本さんのお話を聞いていると、パンが持つ様々な可能性を感じ、ワクワクしてきました!毎日食べる、生活の中にある身近なものだからこそ、視点を変えると色々な世界が広がるんですね...!これからも、岸本さんが生み出す魅力的なお店と美味しいパンに期待です!
by坂口愛美
岸本拓也さん写真.jpg


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2020年10月19日(月)
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