【ソウル共同】韓国大統領府は6日、文在寅大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が4月末に板門店で会談することで南北が合意したと発表した。北朝鮮は韓国が派遣した特使団に対し、非核化と米国との関係正常化のため米国と対話する用意があるとし、対話が続いている間は核・ミサイル実験を凍結する意思を表明した。
トランプ米大統領は6日、ツイッターに「北朝鮮との対話で前進があった可能性がある」と投稿し、米朝交渉に前向きな姿勢を示した。北朝鮮の核開発により緊張が高まってきた朝鮮半島情勢は重大な転換点を迎えた。
南北首脳会談は2007年10月以来で、3回目となる。
2018/3/07
4月末に板門店で南北首脳会談 北、核・ミサイル実験を凍結
ジャーナリスト
田原総一朗
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大ニュースである。
今朝の日本の各新聞は色々な説を展開したが、いずれも金正恩の本音を疑っている。
アメリカでも金正恩の思惑を疑っている意見が強いようだ。
私はもしかするとトランプ大統領は金正恩の表明を受け入れるのではないかと思っている。日本政府の幹部達はこのことを最も恐れている。日本が全く蚊帳の外に放り出され、しかも核実験はしないICBMの発射はしない、と言う条件で実質的に北朝鮮の核保有が持続させるのではないかと不安がっているのだ。
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