2017/4/17

北朝鮮、ミサイル発射強行 中距離か、直後に爆発

【ソウル共同】北朝鮮は日本時間16日午前6時21分ごろ、日本海側の東部新浦付近で中距離とみられる弾道ミサイル1発を発射、直後に爆発した。発射は失敗したとみられるが、圧力を強めるトランプ米政権に対抗して核・ミサイル開発を推進する姿勢を鮮明にした。一方、ペンス米副大統領は同日、韓国入りした。18日からは日本を訪問予定で、同盟国防衛への決意を表明。同行のホワイトハウス高官は在韓米軍への核再配備の可能性は否定した。
 同高官は16日、記者団に対し、ミサイルは大陸間弾道ミサイル(ICBM)ではなく中距離だとの初期評価を明らかにし、発射後4~5秒で爆発したと述べた。

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渋谷ザニー
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もし、トランプ大統領がトルーマン元大統領同様、自国から遠く離れた東洋の一国に核が落ちても米国に害はない、と考えているならば、アジアにとって、キューバ危機以来の緊迫状態がこの先も続くだろう。


米空母カール・ビンソンが朝鮮半島近海に到着。ウサマ・ビンラディンの遺体を運び、海に葬ったのもこのカールビンソンだ。アメリカはあくまで「抑止力」と言うが、北朝鮮から見れば「挑発」となりかねない。

北朝鮮問題と先日のシリア空爆は別次元の話であるが、ブッシュ元大統領が行ったアフガニスタン報復作戦に続くイラク侵攻を我々は知っている。そして、イラク侵攻は結果としてISISという組織を増長させた。
シリア空爆に続く攻撃は世界を震撼させるだろう。
いまこそ隣国中国の存在感と調停力を発揮して、この北朝鮮問題に尽力して欲しい。


21世紀にアジアで戦争を起こしてはならない。悪しき歴史は繰り返してはならない。

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