2017/5/12

ドンキがLGBT用トイレ 先進地・渋谷の旗艦店に

ディスカウント店大手のドン・キホーテは11日、同性愛や性同一性障害などの性的少数者(LGBT)用のトイレを、差別解消を目指す先進地として知られる東京・渋谷の旗艦店に初めて設けたと発表した。小売業界では珍しい試みで、顧客の反応が良ければ他の店舗への導入も検討する。
 旗艦店は「MEGA(メガ)ドン・キホーテ渋谷本店」で、12日にオープンする。渋谷区が多様性を認め合う地域づくりの一環で、同性カップルを夫婦と同等のパートナーと公的に認める証明書を交付していることなどに賛同した。
 「ALL GENDER」の案内板を掲げた個室トイレ3室をつくった。

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ビジネス数学専門家/教育コンサルタント
深沢真太郎
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「性とカップル」というテーマで考えたとき、男女がいる以上は2×2の4種が存在するのは当然のこと。
世の中は"多数決なもの"もたくさんあるが、一方で多数か少数かは問題ではないこともある。
多数か少数かではなく、"存在すること"が重要であり尊いものだと思います。
数の世界でも少ないものほど素敵な個性と考える文化があります。
たとえば完全数(自分自身を除く正の約数の和に等しくなる自然数のこと)といった極めて稀な性質を持つ数はごくわずかです。
でも、その存在が尊いものであり、数学ファンなどに愛されている数です。
私たちは「多いこと」を尊重するだけではなく、「少ないこと」を尊重する感覚も持っていたいものです。

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