【アルビル(イラク北部)共同】イラクのアバディ首相は9日、過激派組織「イスラム国」(IS)の重要拠点だった北部モスルを解放し勝利したとの認識を表明し、軍高官らにモスルからISの残存勢力を一掃するよう指示した。首相府が発表した。
ISは2014年6月にモスルを占拠後、シリアとイラクで支配地域を拡大し「国家樹立」を一方的に宣言した。モスル解放は、国際的脅威となったISの弱体化を象徴する軍事的成果で、ISには大打撃。今後は「首都」と称するシリア北部ラッカの奪還が焦点となる。
2017/7/10
モスル解放とイラク首相 「イスラム国」大打撃
毎日新聞 編集編成局 次長
小倉孝保
2
このコラムを書いた人
他の人のコラム
関連ニュース
人気コラムランキング
-
1
-
2
-
3
-
4
-
5