26日、藤井聡太四段の対局はインターネットテレビ局「AbemaTV(アベマティーヴィー)」の「将棋チャンネル」で生中継され、接続した視聴数は番組終了時の同日午後10時半に延べ740万に上ったことが同局への取材で分かった。
同局は午前9時半から対局を生中継。今年2月の「将棋チャンネル」開設以来、最高の数字といい、担当者は「歴史的な対局を多くの方に見ていただけて、うれしいです」と話していた。
藤井四段が瀬川晶司五段を破った今月15日の対局の視聴数は延べ約144万だった。
2017/6/27
将棋、生中継視聴は延べ740万 チャンネル開設以来、最高
拓殖大学非常勤講師
塚越健司
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将棋のネット中継は以前から「ニコニコ生放送」などでも人気です。
時間のかかる対局だからこそ、ユーザーのコメントで将棋を勉強する人や、みんなで次の一手を予想するなど、楽しみ方は多様にあるわけです。
今回は今注目の選手だからこその数字でしょうが、将棋や囲碁の中継は今後も継続して人気コンテンツになることが予想されます。
特に注目すべきは人工知能と人間の対局で、これも多くの人気を博しています。すでにグーグル傘下の「ディープマインド」が開発した「アルファ碁」は囲碁において人間に勝ることがほぼ証明されました。ですが今後は人間と人工知能のタッグ、といった形をとれば、新しい打ち手ができあがり、さらにネット中継を観るユーザーは増えるのではないでしょうか。
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