小野寺五典防衛相は10日の衆院安全保障委員会で、北朝鮮による米領グアム周辺への弾道ミサイル発射計画を巡り、安全保障関連法に基づき、集団的自衛権が行使可能な存立危機事態の認定もあり得ると言及した。認定した場合は海上自衛隊のイージス艦搭載の迎撃ミサイルによる対応を想定。ただ事態認定のハードルは高く、自衛隊と米軍の役割分担からも実現性は低いとみられる。
小野寺氏は安保委で、米領域に着弾する場合を念頭に「日本の安全保障にとって米国の抑止力、打撃力の欠如は存立危機に当たる可能性がないとは言えない」と明言した。
2017/8/11
防衛相、北朝鮮ミサイル迎撃言及 「集団的自衛権で」
エコノミスト
崔真淑
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