2017/9/26

小池氏「希望の党」代表に 改革・保守掲げ結党宣言

東京都の小池百合子知事は25日、都庁で臨時の記者会見を開き、自ら国政新党「希望の党」を立ち上げ、代表に就任すると表明した。保守の立場で改革を進める新党を「私がしっかりと旗を掲げる。結党宣言だ」と語り、次期衆院選では幅広い勢力に結集を呼び掛け、全国から候補者を擁立する意向を示した。
 自身が「選挙の顔」として前面に立つことを明確にしたことで、新党に勢いを付けたい考え。一方で「私自身は都政で重要な役目を担っている」として、都知事の職務は続行するとした。
 希望の党の政策としては、しがらみのない政治や徹底した情報公開、女性活躍推進、真の地方分権の確立などを挙げた。

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東北大学特任准教授・弁理士
稲穂健市
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私が6月2日に本コラムで予想したとおり、小池百合子・東京都知事の立ち上げた国政新党の名前が「希望の党」となりました。
小池都知事、自民に離党届 新党代表に、対立鮮明化(2017/6/02)
http://www.joqr.co.jp/nmt/column/post-120.php


私が「希望の党」を予想したのは、同コラムにもありますように、小池氏が今年2月20日に「都民ファーストの会」について商標の出願を行った同日に、「希望の党」も出願していたからです(今年9月1日に登録)。「都民ファーストの会」の活動開始から間もない段階で「希望の党」が出願されていたことを考えると、小池氏はすでにこの時点で国政政党を立ち上げることを想定していたのでしょう。


今のところ、すべて小池氏の計画通りに事が進んでいると考えることができます。すでに色々と議員も集まってきているようですが、「希望の党」の理念や政策がどのようなものであり、どのようなことが期待できるのかなど、有権者には冷静な判断が求められていると思います。

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