2017/9/27

小池新党、27日に綱領発表 自公は公約急ぐ、民進は連携模索

東京都の小池百合子知事が率いる新党「希望の党」の参加メンバーは27日午前、東京都内のホテルで記者会見する。代表の小池氏や国会議員10人程度が出席し「寛容な改革保守政党を目指す」と明記した党の綱領を発表する予定。安倍晋三首相が28日召集の臨時国会冒頭に衆院を解散すると正式表明したのを受け、自民、公明両党は政権公約の策定作業を本格化させた。埋没を警戒する民進党は新党との連携を模索し、自由党との合流も視野に入れる。
 衆院は28日午後に解散され、衆院選は「10月10日公示―22日投開票」の日程で実施される。

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博士(経済学)・帝京大学経済学部教授・慶大経済学部非勤
宿輪純一
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政治家は選挙に通らないと「ただの人」になってしまうため、とにかく、選挙で票を集めることが大事になる。そのため、風向きを見ながら、離党・参加が活発に行われているのは止むないことであろう。 
22日の総選挙に向けて、各党としても急ピッチで準備を進めている。しかし、気が付けば、自民党も、希望の党も、そして民進党(特に党首)は"右"と認識される。憲法問題においては、改憲、あるいは加憲の立場ということで、サイドがそろっている。
 さすがに、自民党と希望の党が連携を取ることはないであろうが、民進党が希望の党と連携することは考えられる。
 先にも書いたが、現在、「北朝鮮」はミサイルを日本の上に飛ばすなど戦争に近い状態にあり、「韓国」は慰安婦像を敢えてさらに設置することにより日本との国家的関係が劣悪な状態に向かっており、日本全体として"右"に向かうのはそういった環境の影響もあるのではないか。

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