2017/12/15

楽天「第4の携帯会社」へ 来年1月電波申請

 楽天がNTTドコモなど携帯大手3社のように基地局を保有し、自前の回線網を持つ携帯電話会社の設立を目指していることが14日、分かった。来年1月にも総務省に電波の割り当てを申請する。認可を受ければ「第4の携帯会社」が誕生する。
 携帯市場はドコモとKDDI(au)、ソフトバンクの3社による寡占が続いている。台頭してきた格安スマートフォンは近年、勢いが失速しており、楽天の参入で料金引き下げ競争が活性化される可能性もある。
 楽天は現在、ドコモから回線を借りて格安スマホ事業「楽天モバイル」を展開している。

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拓殖大学非常勤講師
塚越健司
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格安スマホ業界は当初期待されたほどの効果を発揮していません。現状は3大キャリアが市場を独占している状態です。
楽天の強みは国内のショッピングやオークションなどの分野にあり、顧客の地盤もあります。これらの分野はヤフーなどと競合関係にあることから、携帯事業への参入はヤフーへの対抗とみることもできるでしょう。ネックとして基地局の設置などの設備投資がありますが、これらにも対処できるからこその参入なのだと思われます。来年の楽天の戦略に期待したいところです。

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