2017/4/10

首相「平和への関与を高く評価」 シリア攻撃で日米電話会談

安倍晋三首相は9日、トランプ米大統領と電話会談し、米軍のシリア攻撃や、北朝鮮による核・ミサイル開発問題を巡り協議した。首相は「同盟国や世界の平和と安全のために強く関与していることを高く評価する」と伝達。トランプ氏はシリアへのミサイル攻撃について、化学兵器を二度と使わせないためだと説明した。北朝鮮問題では、日米韓3カ国の緊密連携が極めて重要だとの認識で一致した。
 会談は約45分間で、米側が申し入れた。首相はシリア情勢に関し「わが国は化学兵器の拡散、使用を抑止するため責任を果たそうとする米国の決意を支持する」と改めて強調した。

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FNN.jp チーフビジョナリスト
清水俊宏
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「ミサイル攻撃について、化学兵器を二度と使わせないためだと説明した」ということですが、アサド政権が使ったとする証拠については説明がされていません。
本日のスタジオでもお話ししましたが、ロシア、シリア、北朝鮮などはこの点を突いて、「アメリカによる侵略行為」と非難しています。

ロシアやシリア側の主張をイスラム思想の専門家・飯山さんが以下で詳しく解説しています。
「ホウドウキョク」飯山さんの解説(https://www.houdoukyoku.jp/posts/10018)

G7外相会合が今夜開幕しますが、アメリカがどのように説明し、ロシアなどに対してどのようなメッセージを出すのかが注目されます。

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