NTT東日本とITベンチャー企業のアースアイズ(東京)は28日、人工知能(AI)が不審な客の行動を検知して万引防止につなげるサービス「AIガードマン」を6月下旬から全国の小売店向けに提供すると発表した。
新サービスの実証実験では万引が原因とみられる損失が4割減った店もあった。
アースアイズが開発したAI防犯カメラで、これまで蓄積した消費者行動のデータを基に店内の不審者を検知する。店内を不必要にうろうろしたり、カメラから隠れたりするような万引犯特有の不審なしぐさを見つけた場合、自動的に店員のスマートフォンに通知が行く仕組み。
2018/5/29
AIが不審な客の行動を検知 NTT東、万引4割削減も
「スマートニュース」メディアコミュニケーションディレクター
松浦茂樹
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AIにとって大事なのは判断となる教師データ。「不審な動き」という教師データがしっかりしていれば問題なく稼働できると思いますし、誤検知したところで身の潔白を証明すればいいだけ。むしろそう判断されやすい動きと認識したほうがいいと思います。人に指摘されるわけでなく、客観データの積み重ねですので。
監視コストというのは、なにも起きなければ発生しないので、こういう部位は積極的に疲れないAIに任すべきだと思います。人がやる仕事じゃないですね。なにか起きた時にバックアップができれば。かつ、この手の監視が広がれば予防にもなりますし。
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