2018/7/10

スタバ、プラ製ストロー廃止へ 全世界で20年に

【ニューヨーク共同】米コーヒーチェーン大手スターバックスは9日、2020年までに全世界の2万8千以上の店舗で、プラスチック製の使い捨てストローを廃止すると発表した。プラスチックごみによる海洋汚染が深刻化しており、地球環境保護の取り組みを強化する。
 スタバは、米国やカナダの一部の店舗で導入されているストローを使わずに飲めるふたへの切り替えを進めるほか、紙製のストローなども提供する。
 ケビン・ジョンソン最高経営責任者(CEO)は声明で「持続可能なコーヒー事業の達成に向け、重要な一里塚だ」と述べた。

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エコノミスト
崔真淑
8

ネットでのこのニュースの反応を見ると、スタバすごい!環境のこと考えてくれているんだね!とのポジティブな意見が目立ちます。


ただ、エコノミスト的にはもう少し客観的に、このスタバの意思決定をした背景を分析してみたいところです。というのも、なぜここタイミングなんでしょう?ストローが海やあらゆる環境によろしくないのは、ずーーーっと言われていた話です。なぜ、これまでしてこなかったのでしょう。もっと早く意思決定をしてもよかったのでは?


自身の予想は、世界でESG投資ブームが来ていることが影響していると思っています。これは年金運用など、超大手の運用会社が、ザックリ言うと社会の優しい企業じゃないと投資してあげないよというものです。このESG投資の潮流に乗りたいからこそ、スタバは今のタイミングで決めたように思います。ん?斜めに見過ぎかな?

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