民進党の細野豪志代表代行は13日、国会内で野田佳彦幹事長と会談し、代表代行の辞任届を提出した。安倍政権下での憲法改正に慎重な蓮舫執行部との「考え方の違い」を理由に挙げた。離党は否定した。辞任は14日の執行役員会で認められる見通しだ。
長島昭久元防衛副大臣が離党届を提出した直後となるだけに、党内の混乱に拍車が掛かるのは必至。次期衆院選や7月の東京都議選に向け、蓮舫代表が求心力を保てるかが焦点となる。
会談後、細野氏は記者団に対し、「執行部は改正に消極的だ。執行部にとどまるべきではない」と述べた。
細野氏は10日、教育無償化などを柱にした改憲私案を公表した。
2017/4/14
民進・細野氏が代表代行辞任へ 改憲巡り「考え方に違い」
FNN.jp チーフビジョナリスト
清水俊宏
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ホウドウキョクでは、辞任した日の夜に細野さんに生出演してもらい話を聞きました。
「憲法をどういう風に変えるかの中身の議論ならいいが、『憲法を変えるか変えないか』という入り口の議論では民進党はダメになる」と語っていました。
私が細野さんを取材していた政権を取る前の野党時代も「提案型の野党」を唱えていました。『憲法改正』という大きな話で「提案」ができないようでは確かに民進党のスタンスが問われます。
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