2018/9/19

コカ・コーラ大麻成分飲料に関心 幻覚作用なし、欧州で鎮痛剤に

 【ニューヨーク共同】米飲料大手コカ・コーラは17日、大麻草から抽出される成分を使った健康飲料事業への参入に関心を寄せていることを明らかにした。この成分は高揚感などの幻覚作用をもたらさないとされる「カンナビジオール」で、欧州では鎮痛剤に使われている。
 米国でも食品医薬品局(FDA)が6月、重いてんかんの発作を起こす病気のうち二つを対象に、この成分を治療薬として承認した。
 米メディアが17日、コカ・コーラと医療用大麻を扱うカナダ企業が飲料開発で協議中と報じた。コカ・コーラは「健康飲料の成分として、カンナビジオール市場の成長を注視している」との声明を出した。

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早稲田大学大学院 早稲田大学ビジネススクール准教授
入山章栄
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早稲田大学ビジネススクール准教授の入山章栄さんがコメントしました。大事なのは大麻の話ではなく、人々の炭酸飲料離れや世界的に広まる砂糖税の問題からコカ・コーラが転換期に来ていることです。どのような方向に進んでいくのか解説しました。
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