【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会は10日、シリアでの化学兵器の使用状況や使用者を調べる新たな機関設置などを求めた米国配布の決議案を否決した。アサド政権の後ろ盾で、常任理事国のロシアが拒否権を行使した。
米国など12カ国が賛成し、ロシアのほかボリビアも反対。中国が棄権した。
この日の会合には、ロシアも独自に化学兵器使用の状況を調べる機関の設置などを求めて決議案を提出している。
2018/4/11
安保理、米の決議案否決 シリア化学兵器、ロシア拒否権
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