衣笠祥雄氏死去、７１歳 連続出場の鉄人、国民栄誉賞も

プロ野球記録の２２１５試合連続出場を果たして「鉄人」と呼ばれ、国民栄誉賞も受賞した元広島の衣笠祥雄氏が２３日夜、東京都内で死去した。７１歳。京都府出身。２４日に関係者が明らかにし、同日夜に東京都内で通夜が営まれた。１９日に横浜スタジアムでＤｅＮＡ―巨人のテレビ解説を務めた際には声がかすれていた。
　衣笠氏とともに広島で中軸を務め、１９７５年にセ・リーグ初優勝を果たすなど黄金期を築いた山本浩二氏は通夜に駆け付ける前に「休みたいと思っても、彼がそばにいる限り休むことは許されなかった。最高のライバルであり、チームメートであり、お手本になる選手だった」と悼んだ。