2018/5/18

東芝メモリの売却確定 中国の独禁法審査を通過

東芝の半導体子会社「東芝メモリ」(東京)の売却手続きが、中国での独禁法審査を通過したことが17日、分かった。必要な承認を全て得たことになり、米ファンドのベインキャピタルを軸とする企業連合への売却が確定した。
 中国での審査は昨年12月に始まり、米中貿易摩擦などの影響もあって難航していた。審査期限は今月28日だった。
 東芝は策定中の5年間の中期経営計画を年内に公表する。もうけの大半を稼ぎ出してきた東芝メモリを手放した後に、どう成長戦略を描くかが課題となる。

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