2018/7/09

オウム、残る6人への対応が焦点 7人死刑執行で報復や神格化警戒

地下鉄、松本両サリン事件などオウム真理教による一連の事件で殺人などの罪に問われ、死刑が確定した松本智津夫死刑囚(63)=教祖名麻原彰晃=ら7人の刑が6日午前、東京拘置所などで執行された。今後、残る元幹部ら6人の執行に焦点が移る。警察、公安当局は、信者らによる報復措置や松本死刑囚の神格化など、教団の後継団体の動きへの警戒を強化し、各地にある施設を一斉に立ち入り検査した。
 一連の事件で死刑が確定したのは13人。7人は事件への関与や教団での立場などから執行対象になったとみられる。

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