2018/8/08

米、イラン制裁再発動 核合意、存続の危機

【ワシントン共同】トランプ米政権は7日午前0時(日本時間同日午後1時)すぎ、イラン核合意離脱に伴い対イラン制裁の一部を再発動した。第1弾としてイランの自動車部門の取引やイラン政府の米ドル現金取引を禁止。日本など第三国の企業も違反すれば対象となり、巨額の罰金が科せられる。核開発制限と引き換えに米欧がイラン制裁を解除した核合意は存続の危機を迎えた。
 11月にはイラン経済の中心を担う石油部門を標的にした第2弾が予定されている。イラン産原油の供給減少への不安が強まれば、原油相場に響きガソリン価格の上昇を招く恐れもある。

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