2018/10/11

ユニー全株、ドンキに売却へ ファミマ、総合スーパーから撤退

流通大手ユニー・ファミリーマートホールディングスが子会社の総合スーパー「ユニー」の全株式を提携先のドンキホーテホールディングスに売却する方向で最終調整に入ったことが10日、分かった。不振だった事業を切り離し、コンビニエンスストア事業に経営資源を集中させる狙いがある。
 コンビニは全国で店舗数が約5万5千店を超えて飽和状態にあるとされ競争が激化している。首位のセブン―イレブン・ジャパンが攻勢を強めており、ユニー・ファミマは態勢を整えて追い上げを図る考えだ。
 ユニー・ファミマは2017年8月、ドンキと資本・業務提携し、11月にユニー株の4割をドンキに譲渡した。

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