2017/7/26

新国立、東京五輪後は球技専用に 収益重視、政府が最終調整

2020年東京五輪・パラリンピックのメインスタジアムで開閉会式や陸上などを行う新国立競技場について、大会後は集客が見込めるサッカーやラグビーの球技専用とする見通しとなったことが25日、分かった。複数の関係者によると政府が最終調整に入った。陸上トラックの位置に観客席を増設する計画で、陸上競技場としての機能はなくなる。巨額の維持管理費を賄うために収益性を確保する狙いがある。
 スポーツ庁は26日に文部科学副大臣の下に設置した作業部会を約10カ月ぶりに再開し、トラックを残すよう希望している日本陸上競技連盟と協議する。

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