2017/7/28

稲田防衛相が辞任の意向固める PKO日報隠蔽、混乱で引責

 稲田朋美防衛相は27日、閣僚を辞任する意向を固めた。南スーダン国連平和維持活動(PKO)部隊の日報隠蔽問題に関する特別防衛監察の結果を28日に公表するのに合わせ、防衛省トップとして混乱を招いた責任を取る。岡部俊哉陸上幕僚長、黒江哲郎事務次官の陸自、事務方両トップが辞任することも分かった。内閣支持率下落が続く中、安倍政権へさらなる打撃となるのは必至だ。民進党などは安倍晋三首相の任命責任を追及する。
 安倍内閣の閣僚辞任は2012年12月の第2次政権発足以降6人目。第3次政権では、今年4月に失言で復興相を辞めた今村雅弘氏に続き4人目となる。

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