2017/8/18

地上型イージス導入へ 防衛省、北朝鮮対処で

防衛省は、海上自衛隊のイージス艦に搭載している迎撃ミサイル「SM3」を地上配備する「イージス・アショア」導入を決めた。北朝鮮による相次ぐ弾道ミサイル発射に対処するため、防衛能力の向上が不可欠と判断した。当初は来年度予算の概算要求に調査費を計上する方針だったが、前倒しして設計費を盛り込む。政府関係者が17日、明らかにした。
 政府は2018年後半にも予定している防衛力整備の指針「防衛計画の大綱」見直しや、19年度以降の次期中期防衛力整備計画(中期防)策定に当たってイージス・アショアの早期導入方針を反映させる。配備候補地の選定なども並行して進める。

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