大型再開発を手掛ける森ビルなどは8日、ビル内を自動走行する宅配ロボットがエレベーターを使って書類を配達する実験を都内の複合商業施設「六本木ヒルズ」で始めた。物流分野は人手不足が深刻化しており、ロボット活用で効率化を目指す。
ロボットはベンチャー企業のZMP(東京)が開発した。全長は133センチ、幅75センチ、高さ109センチで、重さ100キロまで運べる。地図を読み込ませておくと、センサーで周囲の状況を確認しながら最大時速6キロで目的地まで動く。
実験は来年3月まで。高層ビル地下の物流センターや地上店舗からエレベーターを使って、荷物やコーヒーを届ける。
2017/10/09
宅配ロボットが書類配達 東京・六本木ヒルズで実験公開
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