2017/11/28

トヨタ、EVの出遅れ否定 HV技術活用し「優位性」

 トヨタ自動車は27日、車の電動化技術の開発状況に関する報道機関向けの説明会を東京都内で開いた。安部静生常務理事は「電動車開発ではハイブリッド車(HV)で培った技術があり、優位性がある」と強調、電気自動車(EV)関連の技術力の出遅れを否定した。
 トヨタはEVを量販しておらず、他社に比べて出遅れているとの見方が出ている。トヨタはHV「プリウス」のモーターや電池、電気制御の技術をEVに活用できるとしており、報道機関などに理解を促すために今回の説明会を開いたという。
 安部氏は、開発中のEVでは「安心して乗れることが第一だ」と安全性を重要視する姿勢を示した。

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