2017/12/01

ティラーソン国務長官の更迭検討 北朝鮮政策などで対立か

 【ワシントン共同】米ホワイトハウスが、北朝鮮との対話を模索するティラーソン国務長官を年内にも更迭し、保守強硬派のポンペオ中央情報局(CIA)長官を後任に充てる人事を検討していることが11月30日分かった。米政府当局者が明らかにした。トランプ政権の外交が強硬色を深める可能性がある。
 北朝鮮対応を巡ってトランプ大統領は、対話機会を探るティラーソン氏に「時間の無駄」と伝えたことがある。中東政策でも意見対立があり、両者は不仲が指摘されてきた。ティラーソン氏が過去にトランプ氏を「ばか」呼ばわりしたと報道されたこともある。

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