2017/12/14

落下ヘリ窓、重さ7・7キロ 米軍、同型機の飛行中断

沖縄県宜野湾市の小学校運動場に米海兵隊普天間飛行場所属のCH53E大型輸送ヘリコプターの部品が飛行中に落下した事故で、県警は13日、落下物の重さは7・7キロと発表した。アクリル製とみられる割れた透明板が現場で散乱しており、防衛省沖縄防衛局は、操縦席左側の窓が枠ごと落ちたと明らかにした。
 学校などによると、運動場には約60人の児童がおり、窓は約90センチ四方で一部が欠けた状態で透明板が残っていた。児童との間の距離は十数メートルとみられ、重大事故に巻き込まれる恐れがあった。米海兵隊は普天間所属の同型機の飛行を見合わせたが、県民の批判が高まるのは必至だ。

内容を読む

関連ニュース