2018/3/12

中国、国家主席の任期撤廃 習氏長期支配へ、憲法を改正

【北京共同】中国の第13期全国人民代表大会(全人代=国会)第1回会議は11日、北京で全体会議を開き、国家主席と副主席の任期規定を撤廃し、習近平国家主席(共産党総書記)の思想を国の指導思想として明記した憲法改正案を採択した。習氏の主席任期は2023年までだったが、任期撤廃により長期支配への道が開かれた。
 改正案は賛成2958票、反対2票、棄権3票の圧倒的多数で採択された。憲法改正は14年ぶり。「社会主義現代化強国」建設、「中華民族の偉大な復興の実現」など習氏が掲げるスローガンや目標も明記された。

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