2018/3/14

運動部活動指針「週2日休養」 スポーツ庁会議が了承

 スポーツ庁の有識者会議は13日の会合で、中学校での適切な運動部活動の運用に向けた指針案を了承した。学期中の部活動で週2日以上の休養日を設けるとともに、1日の活動時間は平日2時間、休日3時間程度までとする。効率的な練習を促し、長時間化による生徒の負傷リスクを避けるのが狙いで、高校の部活動にも原則適用する。
 学校側の高い目標設定などにより過熱しがちな部活動に歯止めが設けられることで、多忙な教員の働き方改革にもつながることが見込まれる。ただ、競技志向の強い生徒や期待する保護者もおり、現場では一律の適用に慎重論も根強い。

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