• 2018.7.23

    7月23日(月) The News Masters TOKYO 第339回

    【7時台】
    毎週月曜日7時台のニュースマスターは、フジテレビ系列28局のニュースサイト FNN.jp のチーフビジョナリスト 清水俊宏さん。


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    ●7時は「国会閉幕」について。国会は20日、野党6党派が提出した内閣不信任決議案が否決された一方、カジノを含む統合型リゾート実施法案が参議院本会議で可決・成立し、会期を2日残して閉幕しました。安倍総理大臣は閉幕後記者会見し、財務省の文書改ざんなど、一連の不祥事について、あらためて陳謝し、また、森友学園問題については「総理大臣が周囲に与えうる影響を常に意識し、慎重の上にも慎重に政権運営にあたる」と述べました。


    今国会では自然災害や不祥事などが続く中重要な法案が可決していきましたが、清水さんは「参院定数6蔵はひどい」と話します。今回は自民党の船田元議員が党の方針に逆らい、投票を棄権。一方、国会改革を目指す小泉進次郎氏は賛成票を投じ、話題になりました。理念なく自分達に有利なルールを作るのは、政党政治の自殺行為とのこと。また、清水さんは野党の不甲斐なさにも言及。少数勢力なだけに今後、どう連携していくのか、与党からの「改革派」が出てくるかどうかが鍵ではないかというお話でした。


    ●7時30分は、「ソフトバンクが滴滴とライドシェア事業」の話題。ソフトバンクと中国配車サービス大手の滴滴出行は、合併会社「DiDiモビリティジャパン」を設立し、日本のタクシー会社向けに、人工知能やデータ分析技術を活用した、配車システムを提供すると発表しました。今年の秋から、大阪を皮切りに、東京、京都、福岡、沖縄など、全国の主要都市で順次サービスを展開していく予定です。


    滴滴出行は14億人の中国人に「生活革命」とまで呼ばれているサービス。スマホで手配すると、すぐに配車してくれて、移動が簡単。サイトから目的地を入力すれば、近くに車がある一般人の「運転手」が対応、すぐに目的地まで運んでくれる中国版のウーバーです。合弁会社「DiDiモビリティジャパン」はタクシー業界との共存の可能性を探るビジネスを実施。日本のタクシーは都市部での利便性は評価されていますが、配車に関してはシステムが古く需要がズレています。そこで配車管理システムをタクシー会社に提供し、新風を吹き込むとのこと。


    ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長は「未来の進化を自分で止めているという危機的な状況だ。そんな馬鹿な国があることが信じられない」と述べ、政府による規制を強く批判しています。産業を守ることも大事ですが、ほとんどが対処療法でこのままでは世界の潮流に乗り遅れてしまうかもしれないというお話でした。


    【8時台】
    本日8時台のニュースマスターは精神科医の名越康文さん。


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    ●8時は、「知っておくべき深部体温」のお話。日本列島はきのうも広い範囲で高気圧に覆われて気温が上がり、全国に927ある気象庁の観測地点のうちおよそ4分の1にあたる237地点で最高気温が35度以上の猛暑日となりました。この猛暑で、気をつけないといけないのが熱中症です。今朝は、熱中症対策のカギとなる深部体温について名越さんに伺いました。


    臓器の温度は通常、皮膚温度より1度高く、運動したり気温の影響で体温が上昇しても、発汗で表面温度を下げ、熱を放出し、深部体温も低下して行きます。気温が体温よりも高いと、外気の熱が体内に入ってきてしまいます。深部体温が高いと起こる現象としては40度で全身痙攣、42度で多臓器不全、44度で脳障害が起こり死に至る場合もあります。熱中症のような嘔吐や頭痛などの症状が出てきたときは、深部体温も上がっている可能性があります。


    深部体温を下げるのに効果的な方法は「脳から遠い箇所(手のひら)を冷やす」ということ。氷水ではなく、10〜15℃の水に5~10分ほど浸すのが良いということです。脇の下などの大きな血管を直接冷やすと冷える速度は確かに速い。急速に冷えることによって脳が「体温が下がりすぎた!」と感知し、体温を下げないようにする機能が働きます。手や足などの末端は冷えるまでに時間がかかるのでゆっくり下げるのが良いというお話でした。


    ●8時30分は「ビル・ゲイツにまつわる怖いお話」について。ビル・ゲイツが設立したマイクロソフト社は、パソコンやネット、デジタルメディアの分野では業界をけん引しましたが、スマホ戦略では成果を出せませんでした。しかし、その大きな事業の失敗を経営上の駆け引きに利用したという事実があります。今朝はIT業界の巨人にまつわる、猛暑を吹き飛ばすゾッとするエピソードを紹介しました。


    こちらはビル・ゲイツとともにWindowsの開発に従事し、帰国後アスキーを設立、現在は東京大学でIoTの研究者として活躍されている西和彦さんのお話。マイクロソフトはスマホ戦略で失敗、Windowsのフルスペックをスマホに移植しなかったことが敗因。暮らしや仕事で使っているWindowsのOSはスマホで使えないことになりました。当時のCEOスティーブ・パルマーの辞任でスマホ戦略に幕引きをしました。スティーブが自分の失敗でも人のせいにするところがあり、汚点を残さない嫌なタイプです。放送では、スティーブを平和に辞めさせた方法を伺いました。上司に昇進など、うまい話を持ちかけられたらご用心ですよ。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    毎週月曜日のトレンドマスターズTOKYOはYES NOアンケートで主流がわかる「あなたはどっち?YES NOリサーチ」です。今日は働き女子パーソナリティ 庄司舞子さんのレポート。今日の質問は「習い事はしていますか?」


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    【マスターズインタビュー】
    今週は、高倉町珈琲会長・横川竟さん。ファミリーレストランでお馴染み「すかいらーくグループ」創業者の一人ですかいらーく社長を退任された後、75歳で高倉町珈琲を創業されます。横川さんは、中学卒業後に築地の食品問屋に就職。4年間働いたとのことですが、これまでのビジネスが成立しているのはその4年間の教えが全てだと言います。今日はそんな築地での教えと料理だけではない価値がある、日本初のファミリーレストランのお話です。


    今日の楽曲ラインナップ
    1曲目 I Go Crazy / Paul Davis
    2曲目 Kiss Of Life / SADE
    3曲目 サンシャイン ロマンス / Original Love

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  • 2018.7.20

    7月20日(金) The News Masters TOKYO 第338回

    【7時台】
    金曜日7時台のニュースマスターは、エコノミストの崔真淑さんと文化放送・報道スポーツセンターの鈴木びんさん。


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    ●7時は、「日本の政治、本当に大丈夫?」というお話。今日で国会は実質的に閉会を迎えますが、おとといは参議院の6増案が可決・成立。今日はカジノ法案が可決・成立される予定です。こうした中、委員会や本会議を設置する衆議院議員運営委員会の古屋圭司委員長に、政治資金パーティの過少申告疑惑が浮上。しかし古屋氏の解任決議案は、与党の反対多数で否決されました。


    自民党は制度の変更を周知する期間も考慮すれば、選挙までおよそ1年となる今の国会で法改正を実現する必要があるとして、独自に改正案を提出して審議を急ぐように主張していました。本日、参院本会議で可決、成立する見通しのカジノ法案。カジノは本来、刑法の「賭博罪」にあたり、禁止されています。法案では監督期間である「カジノ管理委員会」の免許を受けた事業者が設けるカジノについては刑法の賭博罪の適用が除外されます。どうなるのでしょうか。


    ●7時30分は、「本田圭佑とウィル・スミスがベンチャーファンドを設立」サッカーの本田圭佑選手がハリウッド俳優のウィル・スミス氏と組み、日本でおよそ110億円を集め、アメリカを中心に有力なスタートアップ企業に投資するベンチャーファンドを今月中に設立します。お二人の人脈を活用して、これまで日本からはアプローチが困難だったスター企業の卵を発掘するとのことです。


    名称は「ドリーマーズ・ファンド」野村ホールディングスが主力投資家として参画。日本の機関投資家や、大口の個人投資家から資金を募っています。崔さんがエコノミストとして気になったのは貧困解決や社会性を意識している点と野村證券を巻き込んでいる点。また、本田選手は現役を続行するのかにも注目です。


    【8時台】
    金曜日8時台のニュースマスターは、メディアアナリストの上杉隆さん。


    ●8時は、「参議院6増 強行採決」のニュースにフォーカス。参議院の議員定数を6増やす改正公職選挙法が18日の衆院本会議で与党の賛成多数で可決・成立しました。参議院の定数が増えるのは昭和45年の法改正以来で、来年夏の参議院選挙から適用されます。選挙区では1票の格差是正のため埼玉2増し、比例区では定数を4増やして当選順位をあらかじめ定める拘束名簿式の「特定枠」を導入します。世論調査では反対が賛成を上回る中、与党が押し切った形です。


    なぜ議員定数を増やすのか、与野党の言い分などを伺いました。


    ●8時30分は「酷暑五輪 屋外競技の時間繰り上げ」に関してのお話。真夏に開催される2020東京オリンピック・パラリンピックまで間も無く2年となります。大会組織委員会はIOCに対し、暑さを回避するため屋外競技の時間を前倒しする競技日程の大枠を提案し、承認されました。


    男女マラソンは30分早めて午前7時スタート。男子50キロ競歩は1時間半早めて午前6時、男女20キロ競歩は午前7時、トライアスロンは2時間前倒しして午前8時、とりわけ暑いとされる埼玉県川越市の霞ヶ関カンツリー倶楽部で実施される男女ゴルフは2時間前倒しして午前7時スタートとなります。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    金曜日は「タケタケFriday」をお届け。本日はザ・ニュースペーパーの政治風刺コントをお送りしました。


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    【マスターズインタビュー】
    今週は、ロンドンとリオデジャネイロ、二度のオリンピックに団体メンバーで出場した元新体操日本代表=フェアリージャパンの畠山愛理さん。最終日は今後のことを伺ってみました。


    今日の楽曲ラインナップ
    1曲目 Summer in the City / The Lovin' Spoonful
    2曲目 夏が来た! / 渡辺美里

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  • 2018.7.19

    7月19日(木) The News Masters TOKYO 第337回

    【7時台】
    木曜日の7時台のニュースマスターは教育改革実践家・元リクルート社フェローの藤原和博さん。


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    ●7時は、「私立大学の経営難」について。少子化の経営難に陥った私立大学を運営する学校法人に対し、文部科学省は2019年度から新たな財務指標を用いて指導を行い、改善しない場合は募集停止や法人解散など、撤退を含めた対策を促します。国として厳しい姿勢で臨むことで、赤字が続く大学側の危機意識を高め、改革を加速させる狙いです。


    全国では私立大学の4割程度がすでに定員割れしています。大学の定員は、そもそも団塊ジュニアが浪人して泣かないように「一時的に」増やしたもので、本当はのちに増やした分は返す約束でしたが、そのままうやむやになっています。その結果、本来は大学に行くべきじゃない人まで大学に入って水ぶくれしているのです。藤原さんは「企業のように吸収合併や学部の統廃合がもっとダイナミックに起こっていい」と話します。


    大学に行きたがるのは就職のためなのでしょうか。一方で高校中退など地方のヤンキーに都会でインターン研修を実施し、優良企業に人材を送り込んでいる「ハッシャ・ダイ」という会社もあります。このような会社が伸びてくれると、研究だけでなく学生の指導でも力量の無い大学の存在価値がなくなる。大学に行く意味が薄れるというお話でした。


    ●7時30分は、「4割が上司に不満」という話題。ソフトウェア開発会社・アトラシアンが直属の上司に対する部下たちの評価に関する調査結果を発表しました。上司に対する満足度では、「大いに不満」「不満」の合計が37.7%とおよそ4割が不満を持っていることがわかりました。


    営業マンとして優秀な社員は上司に引き上げられて課長になり、もっと優秀なら次長、部長、本部長というように出世しますが、いずれは自分の能力の限界でその役職で止まることになります。ということは、ある時点で組織の構造を見た場合、みんな「無能レベル」に達した管理職が組織にズラッと並ぶことになる。つまり、「能力主義の階層社会では、人間は能力の限界まで出世するので無能管理職が大半になる」ということです。これを「ピーターの法則」と言います。


    藤原さんは解決策として、自分の無能レベルを自覚し、わざと出世を断り、その代わり組織と取引をすることで自由な時間を得たり、現場にとどまって、もっと多くの年収を得たりすればいいのではないかというお話でした。


    【8時台】
    木曜日の8時台のニュースマスターは株式会社横浜DeNAベイスターズ前代表取締役社長/スポーツ庁参与の池田純さん。


    ●8時は「ZOZOTOWNの前澤社長 球団運営は可能か?」という話題にフォーカス。ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」を運営する株式会社スタートトゥディの前澤友作社長がおととい、「プロ野球の球団を持ちたい」と球界への意欲を自身のツイッターで表明しました。なぜ、このタイミングでプロ野球参入を表明したのか?果たして実現の可能性はあるのか?かつて球団買収に携わった池田さんに伺いました。


    前澤社長はITの世界では「有言実行の男」と呼ばれています。振り上げた拳をどこに降ろすのかが見所だと話します。既存の球団を買収するのか、新規に球団を立ち上げて参入するのかそれぞれにハードルの高さに違いがあります。さらに現在のプロ野球の観客動員ビジネスモデルでは、12球団が適正。もし参入するのなら、プロ野球の将来のビジョンも含めて考えていかなくてはいけます。こういう話が出ること自体が議論の入口になるので良いのではとのことでした。


    ●8時30分は「LINEの『トークルーム』の内容は収集されているのか?」というお話。国内に7500万人のユーザーがいるスマートフォン向けの無料メッセージアプリのLINEに関して、数日前からネット上に「トークルームの内容が自動的にLINE社に収集されており、対策としてスマホの設定を確認するように」という情報が広がっています。


    今年1月に行われたLINEのアップデートで「サービス向上のための情報利用」と「プライバシーポリシーの変更」で「同意」した人の「LINEのトークルーム情報」が本人が気づかないうちに「ON」になっていて情報が収集されているということです。しかし、LINE公式Twitterによると、「トークや通話内容を取得することはない」とする一方、「使用したスタンプ」「絵文字」「エフェクト」「フィルターの種類」「トーク相手」「日時」「既読」「URLへのアクセスなどの利用状況」などは収集しており、「サービス上の不正対策」「サービスの改善及び研究開発」のために収集しているとしています。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    木曜日「ヒットの芽」ユニークな視点で生まれた商品や今、注目されつつあるモノ・コト・サービスなどを紹介しています。皆さんは夜、急に具合が悪くなった時どうしていますか?救急車を呼ぶほどじゃないんだけど...どうにも具合が悪い...、今日はそんな時に役立つサービス"ファストドクター"をご紹介しました。こちら、夜間にお医者さんが医療相談にのってくれて、さらに必要があれば往診=家に来て診察してくれる...というサービス。"ファストドクター"を運営している小石裕司さんにお電話でお話いただきました。


    ファストドクターに電話をかける(メールでもOK)、医師が往診、診察。現地で診察代と交通費の支払い(クレジットカード、現金、後払いから選べます)、処方箋も書いてくれ、保険も適用されます。ファストドクターを利用できるのは東京23区+狛江市、武蔵野市、三鷹市、そして千葉、埼玉の一部で、23区内の中学三年生までは医療費は無料です。平日は夜8時から朝5時まで電話で相談ができます。土日の受付時間が異なります、最短30分でお医者さんが来てくれます。


    ファストドクターのHPはこちら


    【マスターズインタビュー】
    今週のインタビューのお相手は、ロンドンとリオデジャネイロ、二度のオリンピックに団体メンバーで出場した元新体操日本代表=フェアリージャパンの畠山愛理さんです。今日はスポーツ選手にとっての引退、そしてセカンドキャリアについて伺いました。


    1曲目 Summertime Blues / Eddie Cochran
    2曲目 風の吹き抜ける場所へ / FLYING KIDS

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  • 2018.7.18

    7月18日(水) The News Masters TOKYO 第336回

    【7時台】
    7時台のニュースマスターは、スポーツ経営学者小林至さんです。


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    ●7時は、『「ゾゾタウン」前沢社長、プロ野球球団運営に意欲』の話題にフォーカス。衣料品通販サイト「ゾゾタウン」を運営するスタートトゥデイの前沢友作社長がプロ野球球団の運営に意欲を見せました。今月17日の正午、自身のツイッターで「プロ野球球団を持ちたいです。球団経営を通して、ファンや選手や地域の皆様の笑顔を増やしたい」と表明。さらに、「みんなで作り上げる参加型の野球球団にしたい」と書き込み、「シーズンオフ後に球界へ提案するためのプランを作ります」としています。


    新球団誕生の望みについて、可能性は低いと小林さんは話します。新陳代謝という意味では良いですが、本当に買収するときは当事者が話してはいけないという暗黙のルールがあるようです。また、ロッテは世界有数の企業であり経営には困ってはいません。そのため、新興企業のスタートトゥデイに譲るのは考えにくいようです。プライベートも会社の経営も順調な前澤さん。小林さんは、「世の中全部手に入っちゃってると思っちゃうのかな。剛力さんと一緒に私に相談しに来てくれたらな」と冗談交じりに話しました。


    ●7時30分は『アマゾンエフェクトで、世界のスーパーに変化』の話題にフォーカス。アメリカのアマゾン・ドット・コムなど、インターネット通販会社の急拡大が世界中で小売り大手の経営を揺るがしています。日本では、アメリカのウォルマートが西友売却を決めたように、ヨーロッパでもスーパーへの影響が拡大。フランスのカルフールとイギリスのテスコが商品の共同調達などで提携し、イギリスではM&Aに踏み切る例も出てきました。


    球団によると不祥事とは3つあり、「巨人軍は紳士たれ」とは言いづらい状況です。他にも、千葉ロッテの大嶺選手も金銭トラブルで引退した事例があります。一般社会で言うと記事になるような話題ではありませんが、有名人であるため目立ってしまうということのようです。小林さんは、「質の高い指導が必要。指導者ライセンスを取り入れたり、小・中・高生の段階での指導がとても大切。『スポーツで結果さえ出せば OK』という指導者に感化されないようにすべき」と話しました。


    【8時台】
    8時台のニュースマスターは、早稲田大学ビジネススクール准教授の入山章栄さんです。


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    ●8時は、『アマゾンエフェクトで、世界のスーパーに変化』の話題にフォーカス。アメリカのアマゾン・ドット・コムなど、インターネット通販会社の急拡大が世界中で小売り大手の経営を揺るがしています。日本では、アメリカのウォルマートが西友売却を決めたように、ヨーロッパでもスーパーへの影響が拡大。フランスのカルフールとイギリスのテスコが商品の共同調達などで提携し、イギリスではM&Aに踏み切る例も出てきました。


    電子コマースだったアマゾンがリアルの店舗を持つようになってきました。世界レベルでの事業再編が起きていて、入山さんが特に注目するのはウォルマート。デジタルの小売りのアマゾン、アメリカで実店舗経営を行いリアルの小売りを展開していたウォルマートが、1月には日本の楽天と業務提携を発表。5月にはインドのネット通販最大手フリップカートを買収すると発表しました。このように、デジタルとリアルの小売の垣根がなくなり、デジタルの小売りがリアルの小売に進出し、リアルの小売りがデジタルの小売に進出しています。アマゾンVSウォルマート、プライベートブランドの視点で今後も注目すると面白い。


    ●8時30分は、『「定年後も働きたい」、定年前社員の8割が』の話題にフォーカス。定年前の50歳から64歳の正社員のうち、およそ8割の人が定年後も「働きたい」と希望していることが明治安田生活福祉研究所の調査で分かりました。働きたい理由としては「日々の生計維持のため」がトップで50代男女ではおよそ7割を占め、「働きたくない」は男女ともおよそ2割でした。


    各企業が、定年の規定を変え始めています。例えばポーラ・オルビスホールディングス(HD)傘下のポーラファンケルは昨年4月に上限をなくしました。元々定年は、働き盛りを過ぎた労働者を抱えておくコスト負担を軽減することにあります。しかし一部の企業は、何十年もかけて積み上げた顧客リストを持つ人材を抱える販売ビジネスの現場ではそうではなく、高齢の顧客層をターゲットに営業する場合、高齢者以上に適任の人材はいないと考えています。同様の考えから大和証券も定年制を撤廃。そして、アメリカでは年齢差別になるためそもそも定年という概念がないようです。入山さんは、「もはや定年制というものが時代に合わないのでは」と話しました。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    毎週水曜日のテーマは『Company』。知っておきたい様々な会社や組織、その取り組みを、今日は文化放送が生んだ平成の水戸光圀・塚本ディレクターがお伝えしました。


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    ゆったり過ごせる大人のシェアリビングをコンセプトに、今年2月、群馬県高崎市内に「本町しもたや」という新たな空間がオープンしました。シェアリビングとは、メンバーが自分の好きな時に顔を出して、自宅の居間でくつろぐような感覚で共有するリビングスペースです。「本町(もとまち)しもたや」は、大正時代からある街の調剤薬局をリノベーションして作られたもので、1階は喫茶スペース、2階がリビングとして使われており、喫茶室もそのレトロな雰囲気が好まれています。高崎市内には、こうした古くからの町屋の雰囲気を残した家屋がまだまだ残っているということで、今後、第2、第3の「本町しもたや」のようなスペースが生まれる可能性もあるということです。


    【マスターズインタビュー】
    今週のインタビューのお相手は、ロンドンとリオデジャネイロ、二度のオリンピックに団体メンバーで出場した元新体操日本代表=フェアリージャパンの畠山愛理さんです。3日目の今日はメンタルについてのお話でした。


    今日の楽曲ラインナップ
    1曲目 SUMMER OF '69 / Bryan Adams
    2曲目 燃えてヒーロー / 沖田浩之

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  • 2018.7.17

    7月17日(火) The News Masters TOKYO 第335回

    【7時台】
    火曜日7時台のニュースマスターは、作家・ジャーナリストの佐々木俊尚さんです。


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    ●7時は、『米ロ首脳会談』のニュースにフォーカス。アメリカのトランプ大統領とロシアのプーチン大統領が16日、ヘルシンキのフィンランド大統領公邸で会談しました。会談は予定の90分を超えて2時間以上に及び、首脳同士の直接対話が冷戦後最悪とされる両国関係の改善の契機となるかが注目されましたが、具体的な合意事項はなく、会談後、トランプ氏は「長いプロセスの始まりだ」と語りました。


    こういう首脳会談は、事務レベル協議が事前にあってたうえで、首脳が会うのが通例。金正恩氏の時はそれがなく、今回は落としどころが決まっていないため、「何がしたいのかわからない。単にやったよねという雰囲気だけほしいのでは?」と見ている佐々木さん。タケさんも「中間選挙狙いでは?」と指摘しました。


    ●7時30分は、『マンガの立ち読みOKで、売り上げアップ!』の話題にフォーカス。大手出版社の小学館が、書店でマンガを立ち読みできないようにするフィルム包装の取りやめを呼び掛けています。名付けて「コミックス脱シュリンクパックプロジェクト」!この春、一部の書店で包装をやめたところ、少女・女性向けマンガで売り上げが20%増えたため、今後は拡大していく方針とのことです。


    マンガを無料で読んでくれて買われなくても、今はSNSで口コミが拡散します。佐々木さんは、ハリーポッターのように、「ある程度最初の方は無料で出したほうが良く、知財や著作権をとにかく守らなきゃと思ってしまうと、波及効果が弱くなる。」とコメント。しかもこの売上アップの特徴は、男性ではなく、女性なのです。これについて佐々木さんがSNSで意見を募ったところ、「洋服で考えると男性は、あまり品定めはしない。女性は、選んで品定めする。」という違いを指摘するものがあり、関連があるのではと佐々木さんはみています。


    【8時台】
    8時台のニュースマスターは、経営学者の楠木建さんです。


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    ●8時台のテーマは、銀行の値上げについて。銀行がジワリと値上げに動いています。たとえば窓口での両替の手数料。以前は一定枚数までは無料でしたが、去年から一部の大手銀行が相次ぎ有料化しています。その他にも、住宅ローンの繰り上げ返済手数料の値上げやATMでの現金引き出し手数料の有料化などの動きも目立ちます。銀行側の値上げ戦略は何を目指しているのでしょうか?


    有料化に関して楠木さんは、「これで儲けようというよりも、従来の窓口サービスからスマホやネットサービスへの提供に顧客を誘導するための動き」だと話しました。決済ではネット企業が相次ぎ参入していますが、銀行はこれまでこの流れに対応して来ませんでした。一度スイッチする動きが始まるとバタバタっと習慣が変わってくるのが人間の習性で、今やっとその時が来たようです。楠木さんは、「もっと早く対応できなかったのか、それは銀行業の怠慢だったのでは」と意見しました。


    ●8時30分は、駅の商業ビジネス化の話題にフォーカス。JR東日本が鉄道事業者の殻を破り、経営モデルの変革に挑んでいます。1987年の分割民営化から31年。JR東日本では当初から首都圏の圧倒的な鉄道利用者数を土台に駅併設型の商業ビジネスを手掛けてきました。本格的な人口減少時代を背景に鉄道収入の大幅な伸びが見込めない中、運輸収入に依存した体制を改め、さらなる事業の多角化を目指します。


    どれだけネットが便利になっても駅に行くという習慣がなくなることはありません。そして、人間は基本的に面倒くさがり屋で、いっぺんに色んなことを済ませたいという欲求があり、「ついでに〇〇したい」という需要は今までも今後も変わらないと楠木さんは話します。しかし、今後については「ついで買いができる便利な商業施設だけでなく、『わざわざここ行きたい!』と思わせるような場所を作ることも大切だ」と話しました。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    火曜日のテーマは『BOOK』です。今日は楽天ブックスの書籍チームから安川康成さんに、楽天ブックスの上半期のランキングを紹介いただきました。


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    例年ダイエット本と写真集はランクインするそうで、2位に乃木坂46・星野みなみ1st写真集『いたずら』。3位にモデルが秘密にしたがる体幹リセットダイエット(佐久間健一・サンマーク出版)がランクインしました。そんな中、今年の1位は「君たちはどう生きるか」でした。安川さんは、7位の「お金2.0」をおすすめしました。


    【マスターズインタビュー】
    今週のインタビューのお相手はフェアリージャパンのオーディションに合格した後、畠山さんは、すぐにロシア合宿に参加することになりました。2日目の今日は、そのロシアでのお話を伺いました。


    1曲目 on the radio / Donna Summer
    2曲目 さらば恋人 / 堺正章 ※作曲:筒美京平

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  • 2018.7.16

    7月16日(月) The News Masters TOKYO 第334回

    【7時台】
    毎週月曜日7時台のニュースマスターは、フジテレビ系列28局のニュースサイト FNN.jp のチーフビジョナリスト 清水俊宏さん。


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    ●7時は「"通れるマップ"災害時の道路情報」について。西日本を中心とした記録的な豪雨の影響で、通行止めが多発し、物流にも影響が出ています。こうした中、国土交通省は、通行止めが多い広島市と呉市周辺で通行可能な道路をまとめた地図「通れるマップ」を発表しました。また、自動車メーカーなども独自のマップを作成し提供しています。今日は、災害時に役立つビックデータを利用した情報サービスについて、取り上げます。


    広域の交通情報など、通常時はもちろん災害時でもビックデータの活用が進んでいます。ビッグデータを中央に集めるだけではなく、車両そのものがすれ違うたびにデータを通信しあう時代がくれば、渋滞や事故が激減する可能性もあります。また、国土交通省だけでなく、トヨタも「通れた道マップ」という数時間おきにリアルタイムに近い情報を発信しており、日本全国の混雑と状況も表示されます。放送では「通れた道マップ」の情報を集める仕組みについてご紹介。今後、ボランティアに向かう人の車などで交通量が増える可能性があります。自然災害の多い日本だからこそ、データ活用など防災技術に注力する必要があるというお話でした。


    ●7時30分は、「有明の海が危ない!ムツゴロウ激減」にフォーカス。九州の4県にまたがる有明海では、今、生き物が激減していて、有名なムツゴロウに関しては50年前と比べると、およそ40分の1まで減少しています。今朝は、その有明海で、豊かな海を取り戻すために活動する、小さな町の水族館の取り組みを紹介しました。


    ムツゴロウは絶滅危惧種で、漁獲量は1960年代後半には150~200tでしたが、1982年には8t、1983~1990年にかけては2~5tまで減少しました。ムツゴロウに関しては禁猟区の設定などの保護の運動が進み、佐賀県、福岡県及び熊本県海域で生息数の回復がみられるといいますが、それでも危機的な状況を脱するまでには至っていない。放送では町の水族館の活動として「やながわ有明海水族館」の館長、小宮春平さんの活動をお伝えしました。


    【8時台】
    本日8時台のニュースマスターは精神科医の名越康文さん。


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    ●8時は、「避難阻む"正常化バイアス"とは?」というニュースについて。西日本を襲った記録的豪雨から10日あまり。今回の大雨では、梅雨前線の停滞など、悪条件が複合的に重なったことから、甚大な被害をもたらしましたが、専門家は日本各地で、これからも同規規模の水害がおこる可能性を指摘しています。また、大阪・兵庫などでは避難指示と韓国の対象者の中で、実際に避難所に逃げた人は1%に満たなかったことがわかりました。避難行動に関して住民の情報の受け取り方について検証が求められそうです。


    今回、迅速な避難など、最大級の警戒を呼びかけていますが、「近所の人と、様子を見ようと話して逃げ遅れた」「夜だったのでためらった」などと言います。なぜためらってしまうのか、その原因の一つが「正常化バイアス」です。「正常化バイアス」とは人間が予期しない事態に対峙したとき、「ありえない」という先入観や偏見(バイアス)が働き、物事を正常の範囲だと自動的に認識する心の働きのこと。災害時は避難の弊害になりますが、本来は心を防御する働きで、怖い現実から一旦心を落ち着かせる働きです。


    名越さんは「避難場所になっている公民館は行ったことがないなどの理由で行きにくい。避難場所になる公民館などで夏祭りなどの楽しいイベントをすると『楽しい場所』として記憶するといざという時に、足を運びやすくなる」というお話をしていただきました。


    ●8時30分は「お経を唱えると、脳が活性化され、心が豊かになる?」という話題。古代のインドで使われていた言語「サンスクリット語」で、マントラを暗誦すると、脳を活性化するという話題です。マントラは、日本語では「真言」といい、密教系のお寺などで加持祈祷の時に唱えるお経として聞いたことがある方も多いかもしれません。そこで、今日は脳とお経の関係について、脳科学と心理学的な立場から仏教を研究している名越さんに伺いました。


    名越さんはお経を、避難所で慣れない環境で過ごしている被災者の方に簡単にできて、心の平安に役立つ一つの方法として提案したいとお話しています。気持ちが落ち着くだけでなく、脳が変化していることもわかり、アルツハイマーなどの予防にも期待が寄せられています。ぜひ「祈り」「読経」を見直して、心を少しでも安らかにしてほしいというお話でした。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    毎週月曜日のトレンドマスターズTOKYOはYES NOアンケートで主流がわかる「あなたはどっち?YES NOリサーチ」です。今日は海の日ということで「今年もう海行った?」というアンケートをメールとTwitterで募集。リスナーさんにもお電話でご出演いただきました。


    【マスターズインタビュー】
    今週は、元新体操日本代表=フェアリージャパンの畠山愛理さんです。ロンドンとリオデジャネイロ、2度のオリンピックに団体のメンバーとして出場した畠山さん。初日の今日は新体操を始めたきっかけや味わった挫折について、お話を伺いました。


    今日の楽曲ラインナップ
    1曲目 Surfin USA / Beach Boys
    2曲目 Lovin' You / Janet Kay
    3曲目 SAILING / Christopher Cross

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  • 2018.7.13

    7月13日(金) The News Masters TOKYO 第333回

    【7時台】
    金曜日7時台のニュースマスターは、エコノミストの崔真淑さんと文化放送・報道スポーツセンターの鈴木びんさん。


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    ●7時は、「ため池」について。西日本を襲った今回の豪雨で、被災地では、ため池の決壊に警戒する状態が続いています。広島県では豪雨から数日経って土手の亀裂などが見つかり住民への避難指示が相次ぎました。ため池は全国におよそ20万箇所あり、貯水に役立つ一方、豪雨によって決壊するリスクも高まります。この時間は、災害とため池について考えました。


    ため池は農業用水を確保するために人工的に造られた池で、地元農業者らが管理しています。農林水産省によると、ため池は江戸時代以前に造られたものが多いそうです。雨が止んで2日以上経ってからの決壊。ため池に長期間、水が大量にあったため堤に水が浸透し、脆くなって決壊したとみられています。行政などの対策も大事ではありますが、最後は自分で自分の身を守ることが大事だというお話でした。


    ●7時30分は、「W杯の経済効果」のお話。連日熱戦が繰り広げられているロシアW杯は、フランスとクロアチアが決勝に進出しました。20年ぶり2度目の優勝を狙うフランスと、勝てば初優勝のクロアチアの一戦。そしてベルギー対イングランドの3位決定戦を残すのみとなっています。6月14日の開幕から1ヶ月間に渡って行われているW杯。今朝は、世界的なスポーツイベントがもたらす経済効果について伺いました。


    「経済効果ってそもそも何?」という話ですが、実は経済を分析する人でも定義によって全然試算が違うので金額にもバラつきがあります。しかし、一般的に2つポイントがあります。一つは「経済波及効果」、そしてもう一つが、「パブリシティ効果」(Ex.くまモンに会うために、熊本に行く観光客が増えたり、関連グッズを買ったりして生まれた売り上げは「経済波及効果」 くまモンによって熊本の認知度や信頼度が上がり、興味を持つ人が増えることで生まれた広告効果を「パブリシティ効果」)放送ではW杯とオリンピックの観客動員数、テレビ視聴者数を比較したり、崔さんがドイツW杯の観戦に行った時のことをお話いただきました。


    【8時台】
    金曜日8時台のニュースマスターは、初登場、水ジャーナリストの橋本淳司さん。


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    ●8時は、「水道法改正に関する話題」について。水道法改正案が今月5日の衆院本会議を通過しました。改正案では、市町村などが手がける水道事業の広域化や、民間企業の参入を促すことで経営を効率化するといった内容です。与党は22日に会期末を迎える今国会での成立を目指していますが、この法案により、どんなことが起こるのでしょうか。


    水道法改正では複数の市町村で事業を広域化して経営の効率化をはかります。市町村などが経営する原則は維持しながら、民間企業に運営権を売却できる仕組みも盛り込みます。しかし水道民営化の先進国であるイギリスでは現在、水道料金が高騰。設備投資が行われないなどの問題が怒っており、国民の8割が水道再公営化を支持しています。


    ●8時30分は「豪雨対策に関する話題」にフォーカス。甚大な被害をもたらした西日本豪雨で河川の氾濫後に避難指示が発令された他、発令後も住民が逃げ遅れて被害が拡大しました。これを受け、政府は、避難指示や避難勧告に関するガイドラインを見直す方針を固めました。


    現行のガイドラインは、各市町村に災害時の避難指示・勧告を行う際の判断基準などを示し、各市町村に発令基準を策定するよう求めています。避難指示や勧告をいつ出すかは、市町村長の判断に委ねられています。今回の豪雨では、岐阜県関市で河川の氾濫後に避難指示が出た他、岡山県倉敷市などでは避難指示が出ても自宅にとどまって孤立する住民が続出しました。橋本さんは土砂災害防止法を具体的にしていくこと、自治体ごとではなく流域ごとの事前情報共有、災害時情報共有、タイムラインの徹底などの見直しが必要で、自然災害が起こってからも災害時の給水の行い方、応援給水をどうするかを学んでおくべきではないかというお話でした。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    金曜日は「タケタケFriday」をお届け。本日は魅力的な社員食堂、「社食」を紹介する『世界の社食から』をお届け。今回訪れたのはニュースアプリでおなじみ、ニュースマスター松浦茂樹さんが勤めているスマートニュース!東京・神宮前にある、スマートニュース本社に行ってきました。


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    スマートニュースでは社員食堂は無料。9割以上の方が社員食堂を利用されているとのことです。オーガニックにこだわった料理が提供されています。実は業者の選定にもかなりこだわっており、通常、社食を提供している給食業者ではなく社員のみんなが「良い!」と言った、社食のサービスをやっていなかった、普通のお店に頼み込んで、そのスタッフの方にやってもらっているそうです。みなさん、楽しそうに話しながら食べていたのが印象的でした。


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    また、社内にキッチンがあったり、バリスタがいたりと、とにかく社員に優しい会社でした。


    【マスターズインタビュー】
    今週は、「ABC クッキングスタジオ」創立者、株式会社ABCクッキングスタジオ取締役の志村なるみさん。志村さんは2009年に社長を退任され、2017年に取締役として復帰されました。最終日の今日は、社長退任後のお話、そして今後やりたいことについて伺いました。


    今日の楽曲ラインナップ
    1曲目 The Heart Of Rock & Roll / Huey Lewis And The News
    2曲目 朝日のあたる道 / Original Love

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  • 2018.7.12

    7月12日(木) The News Masters TOKYO 第332回

    【7時台】
    木曜日の7時台のニュースマスターは教育改革実践家・元リクルート社フェローの藤原和博さん。


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    ●7時は、「西日本豪雨、避難所としての学校」というテーマについて。西日本を襲った記録的な豪雨。共同通信のまとめでは、死者は174人となり、今なお60人以上の安否が不明で、懸命の捜索が続けられています。また、総務省消防庁などの発表によると、1万8694棟以上の住宅が被害を受けており、避難している人の数は1万人を超えています。避難所の環境整備や仮設住宅の確保、物資の供給などが急がれます。


    藤原さんは真夏に避難した人の居心地を疑似体験するために、体育館に畳を敷いて一晩寝たことがあるそうですが、心地よくはなかったと言います。学校が地域コミュニティの中心、気持ちの拠り所になることもありますが、普段から地域コミュニティの連絡をよくしておくことが重要です。また藤原さんは「『勧告』や『警報』など、漢字のニュアンスでどちらがより強いものなのか分かりにくい。もっと語気を強めても良いのではないか」とお話いただきました。


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    ●7時30分は、「1泊100万円!世界遺産の寺が始めた新しいビジネスとは?」という話題。京都市にある、世界遺産の仁和寺が「1泊100万円」の高級宿坊を開きました。境内にあった木造二階建ての古い家屋を1億5700万円かけて全面改修し、宿泊事業を始めたということです。


    紹介されている記事によると「宿泊施設というよりは『体験の場所』を提供する」というコンセプト。お坊さんの法話を聴くのも、御殿で雅楽などの演奏を楽しむのもOKですが、費用は自己負担。つまり、素泊まりで100万円です。これまでも藤原さんが何度かお話いただいていますが、日本を潤すためにはハイエンドのサービス提供が必要。奈良では東大寺に敷地内にアマン・グループのホテル建築計画が持ち上がったこともあります。安いサービスもいいですが、高くてビックリだけどもそれだけの価値があるという商品企画も大切というお話でした。


    【8時台】
    木曜日の8時台のニュースマスターは株式会社ライトレール代表取締役社長、交通コンサルタントの阿部等さん。


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    ●8時は「西日本豪雨、交通インフラへの影響」について。西日本を襲った豪雨による被害は、交通インフラにも多大な影響を与えています。鉄道は、貨物を含み、複数の路線で一部または全線で運休が続き、復旧の見通しが立たないエリアもあります。神戸市では、昨日、神戸市須磨区の山陽新幹線近くに設置された太陽光パネルが崩れ落ち、安全確認のため新幹線が一時運行を見合わせるということもありました。


    ●8時30分は「鉄道の安全対策」のお話。東海道新幹線のぞみ車内で6月に起きた殺傷事件を機に、鉄道の安全対策に対しての関心が改めて高まっています。2020年には東京オリンピック・パラリンピックも控えており、テロ防止なども含めて幅広い安全対策がより一層求められています。


    世界一安全だと言われてきた新幹線。しかし実は密室で、凶悪な考えを持った人が混じる可能性を考えると非常に心配です。ネットワークと接続したり、AIを活用したりすることによる危機管理が必要ではないかとお話いただきました。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    木曜日「ヒットの芽」ユニークな視点で生まれた商品や今、注目されつつあるモノ・コト・サービスなどを紹介しています。今日は、来週東京ビッグサイトで行われる「猛暑対策展」に出店することで話題になっている"バケツエアコン"をご紹介。"バケツエアコン"とはその名の通り、バケツ型のエアコンで、コードレスで持ち運びができ、置くだけで冷えるというもの。大きさは直径約30cm、高さは39cmで重さは4.5kgと見た目は完全にバケツです。上の蓋の部分にファンのようなものがついています。今日は"バケツエアコン"を開発した大阪のベンチャー企業"クールスマイル"の中西雄三さんにお話を伺いました。



    中西さんは3.11の震災後に起業。電気をつかわない、役に立つ商品を開発しています。今回のバケツエアコンは来夏になるとのこと。LINEで発売のお知らせをご案内するとのことです。また、ご紹介した「バケツエアコン」は、来週18日(水)〜20日(金)まで東京ビッグサイトで行われる「猛暑対策展」で見ることができます。こちら事前にWebで申し込みをすれば、無料で入場できます。興味がある方は「猛暑対策展」のHPをご覧ください。


    【マスターズインタビュー】
    今週のインタビューのお相手は、「ABC クッキングスタジオ」創立者、株式会社ABCクッキングスタジオ取締役の志村なるみさん。今日は、「働く女性」という立場から、志村さんご自身のお話と「女性の管理職登用」についてのご意見を伺いました。


    1曲目 Jack & Diane / John Mellencamp
    2曲目 ジョリーン / オリビア・ニュートン・ジョン
    3曲目 壮年ジャンプ / サザンオールスターズ

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  • 2018.7.11

    7月11日(水) The News Masters TOKYO 第331回

    【7時台】
    7時台のニュースマスターは、国際ジャーナリストの高橋浩祐さんです。


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    ●7時は、『ポンペオ国務長官、訪朝の成果は?』の話題にフォーカス。今月8日、日米韓3カ国の外務大臣は、都内で会談し、北朝鮮の完全な非核化を実現するまで、経済制裁を維持する方針を確認しました。アメリカのポンペオ国務長官は会談終了後の記者会見で、今月6日から7日の米朝高官協議で「北朝鮮は完全な非核化を再び約束した」と表明。交渉が前進していることを強調しました。日韓両国も米朝協議を後押しして、交渉が進展するよう結束を図る考えで一致しています。


    アメリカと北朝鮮は、非核化をするのかしないのか、具体策を詰める部分で揉めてしまい、イマイチ分からない状態です。北朝鮮は、平和協定を直ちに結び体制の安全を図ろうとしています。トランプ政権も韓国の文政権も、いつまでも続くわけではありません。金正恩は核を温存したいと思っています。アメリカの次なる一手に今後も注目です。


    ●7時30分は『世界の覇権に変化。米中貿易戦争の要因とは?』の話題にフォーカス。今月6日、アメリカのトランプ政権は、中国による知的財産侵害への制裁として日本円でおよそ3兆8千億円相当の中国製品に追加関税を発動しました。中国もすぐに同じ規模の報復に踏み切り、二大経済大国が相互に広範な輸入品の関税を重くする異常事態は、供給網の亀裂を通じて世界経済に波及すると見られています。なぜ、こうしたことが今起こっているのでしょうか?


    まず、アメリカの覇権の変化について伺いました。およそ6700隻もあった米軍の艦船は今や、その5%にも満たないといいます。戦後最少の270隻余りにまで減っています。さらに、現在アメリカが海外に置いている基地はおよそ600といわれていて、この数字はピーク時の3分の1以下。アメリカの覇権は衰退しています。これを見計らって中国が覇権を握りはじめている状況です。高橋さんはこの流れを受けて、「日本もアメリカに頼らずに自分の脚で立てるように、自分の身を守れるようにならないといけない」と話しました。


    【8時台】
    8時台のニュースマスターは、早稲田大学ビジネススクール准教授の入山章栄さんです。


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    ●8時は、『西日本豪雨、企業支援が続々』の話題にフォーカス。西日本を襲った記録的豪雨による死者は10日までに12府県で合計151人となりました。政府は、被災者の生活支援を急ぐため会合を開き、物資の供給を進めています。一方、企業側でもこれまでの災害以上に、自社の強みや特徴を生かして
    災害支援に取り組んでいます。


    企業の災害支援について伺いました。流通や食糧などのインフラ企業が災害時に支援するだけでなく、最近ではIT企業もWi-Fi通信が利用できる臨時通信拠点を開設したり、各地の避難所でも充電設備を設置するなど、災害時の対策に力を入れているようです。また、大手ファッション通販サイトの「ZOZOTOWN」の前澤社長は、豪雨の被災地へ衣服7000点の支援を表明。倉敷市長が避難者の着替えが足りないと支援を呼びかけ、それに応じました。LINEでは、「LINE Pay」と「LINEポイント」を利用して募金できるようになっています。このように、一見災害には関係ないと思われる企業であっても、緊急時に必要なインフラとして対策に力を入れているということがわかりました。


    ●8時30分は、『スタバ、プラスチック製ストロー廃止へ』の話題にフォーカス。コーヒーチェーン大手スターバックスは、2020年までに全世界の2万8千以上の店舗で、プラスチック製の使い捨てストローを廃止すると発表しました。プラスチックごみによる海洋汚染が深刻化しており、地球環境保護の取り組みを強化する方針です。スターバックスは、アメリカやカナダの一部の店舗で導入されているストローを使わずに飲めるふたへの切り替えを進めるほか、紙製のストローなども提供するとしています。


    アメリカでは毎日5億本のストローが使われているようです。スターバックスは毎年20億本のプラスチックストローの削減を目指します。しかし、「カップや蓋はプラスチックのままなのでストローを廃止したところで0.2%の削減でしかない」という意見もあります。これに対してタケさんは「やり続けることに意味がある。マイカップを持っていくなど個人でできることもある」と意見しました。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    毎週水曜日のテーマは『Company』。知っておきたい様々な会社や組織、その取り組みを、文化放送が誇る報道侍・塚本ディレクターがお伝えしました。今日取り上げたのは市民グループ『渋谷パラ草の会』の取り組みです。2020年の東京パラリンピックを盛り上げるために、一人一人の市民が出来ることは何なのか。そんなことを考え、実践してみようという草の根の運動が、東京・渋谷区で始まっています。「パラスポーツを応援する草の根運動の会in 渋谷」、通称「渋谷パラ草の会」という市民グループが活動を始めたもので、先日、障害者のバドミントン、パラバドミントンを観戦するイベントが開催されました。東京パラリンピックまで、あと2年。「渋谷パラ草の会」では、健常者の競技とは多少、ルールや参加資格の異なる障害者スポーツの見方を、きちんと説明できるスタッフの育成などにも力を入れています。


    【マスターズインタビュー】
    今週のインタビューのお相手は、全面ガラス張りのスタジオが印象的な料理教室「ABC クッキングスタジオ」創立者、株式会社ABCクッキングスタジオ取締役の志村なるみさんです。今日は、先生を採用する上でのこだわり、そして、場所へのこだわりについて伺いました。


    今日の楽曲ラインナップ
    1曲目 Glory Days / Bruce Springsteen
    2曲目 コスモスドリーム / 高梨雅樹

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  • 2018.7.10

    7月10日(火) The News Masters TOKYO 第330回

    【7時台】
    火曜日7時台のニュースマスターは、作家・ジャーナリストの佐々木俊尚さんです。


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    ●7時は、『豪雨の死者126人、拡大の恐れ 82年長崎水害以降で最悪』のニュースにフォーカス。活発な梅雨前線による西日本豪雨の死者は9日、12府県で126人に上りました。警察や消防、自衛隊による懸命の救助活動が続けられたが、広島県の土砂災害現場や、広範囲に冠水した岡山県倉敷市真備町地区などで犠牲者が増え、死者・行方不明者299人を出した1982年の長崎大水害に次ぐ被害で、平成で最悪の被害に。なお6府県の86人が安否不明で全容は見えず、拡大する恐れもあります。


    佐々木さんの奥様のご実家は広島県呉市で、広島市と呉市は船がないと移動できない状況。5日くらいは水が通らない、給水車が来ても長時間並ぶといったことも。こうした災害に備えて、高齢者同士でもどうにかなる横のつながりを普段から作っておく、TwitterなどのSNSでの支援体制の確保などを佐々木さんは提案。さらに自分がいる場所は雨が降っていないのに目の前の川が急に増水することがあるため、「流域思考」についても言及しました。


    ●7時30分は、『「集団移住」で地域に新しいコミュニティを!岩手県遠野市のチャレンジ』のニュースにフォーカス。少子高齢化による人口減少や地場産業の衰退など、日本各地で自治体の悩みは尽きません。そんな自治体の一つである岩手県の遠野市では、地域おこし協力隊の制度を活用し、起業家を目指す10数名の移住者を呼び込んで新たな共同体を形成する取り組みが行われています。


    移住には、「行ってみるとなじめなくて寂しい」「仕事をどうすればいいか」などという問題があります。それに対して集団での移住を進めている「Next Commons Lab」の取り組みを紹介。共同体として遠野に行き、そこで仕事をするという方法があります。例えば、クラフトビールの技術がある人たちが集団で行き、事業が軌道に乗るまでは総務省の地域おこし協力隊の仕組みを使って、活動費を捻出します。この取り組みが徐々に軌道に乗り始めているそうです。


    【8時台】
    8時台のニュースマスターは、サッカー解説者のセルジオ越後さんです。


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    ●8時台は、日本サッカーの今後について伺いました。サッカーのワールドカップロシア大会が佳境を迎えています。明日未明の3時からは準決勝第一試合のフランス対ベルギー、明後日12日の同じ時刻からは準決勝のもうひと試合クロアチア対イングランドが行われます。一方、ベスト16で戦いを終えた日本代表は、次の新たなサイクルに入ります。これまでの4年間を振り返りつつ、今後の課題について考えます。


    「『惜敗』とつく限りはその国は弱いんじゃないですか。アマチュアスポーツに惜敗はあってもいいけどプロスポーツにあってはいけないんです」と辛口に切り出すセルジオさん。さらに、日本のサッカー文化については、「覚め方が早いね。自分の国だけ負けたら終わりで、サッカーそのものを楽しめるような文化にはなっていない」と話しました。さらに、「11人の相手に一勝もできなかったのが今回の反省。試合の内容ではなく、結果を出さないと実績にならない。勝つためにはもっと求めないとだめ」と意見しました。


    ●8時30分は、辛口評論家の存在意義について伺いました。セルジオ越後さんのサッカー解説には、常に「辛口」という表現がついてまわります。今回のワールドカップロシア大会での日本対ベルギー戦の後にも「強い国は負けたら慰めはない、日本は負けても慰めるから、やっぱり強くないということ」というコメントと共に「こんなに勝てない国なのに、辛口評論家はなんで僕だけなんですかね?」という言葉に注目が集まりました。「辛口」のコメントを発信し続けるセルジオさんの「強さ」と、それを支える熱い想いに迫ります。


    セルジオさんは自身の辛口コメントについて、「厳しく言うのは親心。言われているうちが華。どこまでできるかチャレンジさせるのが僕らの仕事」と話します。日本のスポーツ文化については、「日本のクラブチームは、学生の場合『選手』ではなくて『生徒』として扱うが、そう言った日本の社会がそもそも選手を伸ばす環境に適していない。選手として扱わないと強くなれない。日本はノーベル賞はたくさん受賞しているが、スポーツでは難しいのではないか」と解説しました。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    火曜日のテーマは『BOOK』です。今日は、本の要約サービスを提供する株式会社フライヤーのプロモーションマネージャー、井手琢人さんが上半期の人気ランキングベスト10を発表しました。


    4位『スタンフォード式 最高の睡眠(サンマーク出版)』や10位『寝てもとれない疲れをとる本(文響社)』を受けて「やっぱりみんな疲れてるんですね」と盛り上がるスタジオ。「いつでもどこでも寝れるし、起きれる」というセルジオさんに、タケさんが「プロスポーツマンは寝るの得意なんですよね」と持論を述べました。その他、西川アナは1位の『お金2.0 新しい経済のルールと生き方(幻冬社)』を、タケさんは2位の『なぜ、あの人の仕事はいつも早く終わるのか?(きずな出版)』に注目していました。


    【マスターズインタビュー】
    今週のインタビューのお相手は、料理教室「ABC クッキングスタジオ」創立者、株式会社ABCクッキングスタジオ取締役の志村なるみさんです。従来、料理教室といえば、敷居の高い、「花嫁修業」の場でした。そんな従来の料理教室とは、一線を画すABCクッキングスタジオ。2日目の今日は、ABCクッキングスタジオの強み、そして、その強みをどのように生み出したのかについて伺いました。


    今日の楽曲
    1曲目 Can't Take my eyes off you / Frankie Valli & the 4 seasons
    2曲目 風吹けば恋 / チャットモンチー

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