吉田照美　飛べ！サルバドール　第587回　6月30日

【飛べサルトピックス】＆【ギリギリオピニオン言わせてサルバトラー】

今日のサルバトラーは、文化放送の広報誌「フクミミ」７月号の表紙を飾っているパックン。日本とアメリカのラジオの違いなど、インタビューが載っています。

＜今日のオピニオン＞

アメリカで同性婚が合法であると判決がくだり、数日がたちました。アメリカで合法になるまでの流れをフリップを用いて丁寧に解説してくれたパックン。日本でもこれ続いてほしい、少子化のためにも実は同性婚はいいと自論を展開しました。

ひとこと：結婚できる人ができれば結婚はもっといい！

【サルのアトリエ】

ゲストは、時代考証家の山田順子さんです。

「時代考証家とは何ぞや？」と思われる方も多いと思いますが、歴史ものを題材にしたドラマやクイズ番組を、台本の段階で歴史的事実にあっているのかいないのかを考察し、その時代にあったものに指示するお仕事。山田さんはあの大ヒットドラマ「天皇の料理番」や「JIN-仁-」の時代考察を担当されています。

元々、きっかけは大河ドラマオタクであったこと。見ていくうちに時代考察という仕事があることを知り、学生時代で「絶対にこの仕事をやる」と決意したそうです。

現場ですぐに支持をしなければいけないため、常に全国の図書館や博物館、歴史資料館を回って知識を身に付けておくそうです。ちなみに、「天皇の料理番」では、皇室行事や皇居内のシーンが多かったため、宮内庁書陵部に何度も通い、公文書を調べて挑んだとか。

出演者、スタッフ、見る人全てをその時代に連れて行くことが一番の魅力ということで、今後歴史ドラマを見る際はそんな裏側の仕事を想像してみるとまた違うかもしれません。

【サルバドール知恵袋：夕暮れの阿久悠】

日本音楽界に多大な影響を与えた偉大なる作詞家・阿久悠さんの知られざる楽曲エピソードをご紹介します。

今月のテーマは「THE 阿久悠パート２」

ゲストに、仲雅美さんをお迎えし、お送りした曲は、作詞:阿久悠さん、作曲:チャーリー石黒さんの

♪仲雅美「北に消えゆく二人」

列車の汽笛から始まる斬新な楽曲ですが、叙情的で、史観的な立場で登場人物の恋の逃避行をみることができると仲さんの口から当時を振り返って様々なエピソードを語っていただきました。

そんな仲雅美さんとタブレット純さん、佐藤利明さんがイベントを行います。

「雅美と純の昭和歌謡の部屋」７月１２（日）、１２時からと１４時からの２回、音のヨーロー堂２階「浅草演歌定席」で行います。

来月のテーマは「阿久悠とスター伝説」。

来週は浅丘ルリ子さん「別れましょう」をおかけします。

【飛び出せ！子ザル】

隔週火曜日は、音楽自由人・秦万里子さん。リスナーと電話を繋いでお話を伺い、その内容を即興で作詞作曲して歌をプレゼントする企画です。

メールをいただいたのは、ラジオネーム：まさひろさん。

来週、ソコトコで照美さんが安産祈願をしてもらった孫娘が２歳の誕生日があり、その孫娘が２０歳になったときにプレゼント出来る素敵な曲を作ってほしいというもの。

素敵なメロディーに満足していただきました。秦さんに曲を作ってほしいという方はぜひ番組までメールをお送りください！

【飛べサル名曲商店街】

Ｗ照美の掛け合いと、誰もが一度は聞いたことのある名曲を紹介するこのコーナー。

きょうは、薬屋さんを舞台にコントをお届け！

紹介した曲は、ラジオネーム：たかさんからのリクエストで、アース・ウィンド・アンド・ファイアーの『レッツ・グルーヴ』でした。