吉田照美　飛べ！サルバドール　第597回　7月14日

2015年7月14日

【飛べサルトピックス】＆【ギリギリオピニオン言わせてサルバトラー】

今日のサルバトラーは、お金についての講演が好評のパックン。小・中・高校、そして大人に向けて、お金の動きや使い方を分かりやすく話しているそうです。

＜今日のオピニオン＞

安全保障関連法案が明日にでも閣議決定するのではというニュースを受けて、もっと国会で審議するべきだし、国民に意識で動くべきだとパックン。ねじれ国会は、野党がブレーキになる働きがあったけど今の日本にはそれが難しく、アメリカの例を挙げて、内閣が好きにできる制度になっているならリコール制度もあるべきだと訴えました。

ひとこと：野党がない状態は反対です！

【サルのアトリエ】

ゲストは、ちあきなおみさん「喝采」、細川たかしさん「北酒場」など、数多くの楽曲を手掛けてきた作曲家の中村泰士さん。そして、中村さんがプロデュースした石原プロ公認・歌謡女子の「じゅくぜん果実」小島綾香さんとデボラ延寿さんです。

このプロジェクトは、中村さんが４０年前から温めて来た企画で、家族愛をテーマにしたもの。"じゅくぜん果実"には、これからいい具合に熟してほしいという意味が込められています。照美さんも「ジュースの名前にありそう！」と語呂の良さに興味を示していました。

そして、デビューシングルが石原裕次郎さんのシングル「きょうよりあしたが」のカバーということで、ふたりに歌ってみての感想を聞いてみると「優しくて温かい・家族に会いたくなる」とコメント。中村さんも昭和歌謡の良さは「単純で端的、人懐っこさがある」と語ってくださいました。

【お知らせ】

じゅくぜん果実のデビュー曲「きょうよりあしたが」は、７月１７日（金）に発売です。

【サルバドール知恵袋：夕暮れの阿久悠】

日本音楽界に多大な影響を与えた偉大なる作詞家・阿久悠さんの知られざる楽曲エピソードをご紹介します。

今月のテーマは「阿久悠とスター伝説」

引き続き、中村泰士さんにお付き合いいただき、お送りした曲は、作詞:阿久悠さん、作曲:中村泰士さんの

♪石原裕次郎「旧友」

アトリエで紹介した「きょうよりあしたが」のカップリングがこの曲。石原裕次郎さんのポジションを変え、もっと身近な友達で人間っぽさを出したいという狙いがあったそうです。中村さん曰く「阿久さんの歌詞は、さらっと読めるが、２度３度読むとかなり深い。最初は緊張するけれど、徐々に軽くノッていかないとうまく歌詞に乗れない」と作曲の思い出を振り返りました。