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「血液型ダイエット」(2)
コーチャー/中島旻保(なかしまふみやす)さん(中島カイロプラクティックセンター院長)
中島カイロプラクティックセンターHPはコチラ>>http://www.drnakashima.com/
大村正樹&中島旻保

大村正樹

キッズのみんな、こんにちは。サイエンステラーの大村正樹です。今週も東京浜松町にある秘密の科学研究所シークレットラボからお送りします「大村正樹のサイエンスキッズ」。さぁ、今回も血液型別ダイエットを取り上げますよ〜。お母さんにぜひ教えてあげてください。僕の血液型はO型なんです。今日はO型とB型、ダイエットにフィットした、マッチした食材は何なのでしょうか?お知らせの後、サイコーに聞いてみま〜す。


大村正樹

今週のサイコーも−楽しくダイエットを学んでいきましょう、血液型別ダイエットということで、中島カイロプラクティックセンター院長の中島旻保先生です。こんにちは。

こんにちは。


大村正樹

血液型によってその方に適したダイエットがあるということで、先生は本を出していらっしゃいます。『O型さんダイエット』、『A型さんダイエット』、『B型さんダイエット』、『AB型さんダイエット』と4冊。血液型によってダイエット方法は違うとか…。先週は、「A型は穀物類、野菜がいいよ。乳製品はダメだよ」。「AB型はほどほどがいいよ。穀物類もほどほど、とり過ぎはダメだよ」。だけれど「乳製品もほどほど、とってもいいよ」という話でした。

ええ。


大村正樹

とても勉強になりました。日本人の30パーセントがO型、20パーセントがB型といわれています。今日はまず30パーセントに当たるO型、僕はO型です。先生は何型ですか?

私もO型です。


大村正樹

O型!

ハハハハハ。


大村正樹

われわれに適した(笑)。

O型で富山県だからねぇ(笑)。


大村正樹

同郷の富山県出身のO型です。O型は何がいいですか?

O型は、まず肉類が中心ですね。


大村正樹

肉、OK!

ええ。肉はタンパク質をとるのに非常にいいんです。ただし、豚肉はあまりとり過ぎちゃダメです。


大村正樹

ちょっと待ってください。だって、何年か前からビタミンBとかを含めると牛肉よりも豚肉のほうがいいといわれていて…。

そんなことないです。


大村正樹

そんなことない?じゃあ、牛肉のほうがいいんですか?

いいです、全然いいです。


大村正樹

財布には厳しいけれど、O型は牛肉のほうがいいんですね(笑)。

牛肉のほうがいいです。特に食べ方は、ステーキにミディアムレアがありますね。


大村正樹

はい。

私はウェルダンにしたほうが一番いい。


大村正樹

よく焼く?

毒素がみんな消えますもの。


大村正樹

それは県民性じゃないですか?

いやいや。あれは、だいたい幌馬車の時代に丸焼きをしてたんですよ。そして待てない人が半焼きで食べておいしかったからで。


大村正樹

ミディアムとかミディアムレアができちゃったんですか?

そうそう、そうなんですよ。


大村正樹

本当は、肉はよく焼くもの?

よく焼くものです。私の考えですよ、これは。


大村正樹

これは家のオヤジとかおじいちゃんもいっていたんで、富山県の人の定説かと思ってたら(笑)。

ハハハハ。いやいや、元々そうです。


大村正樹

わかりました。O型は豚肉よりも牛肉をよく焼いて食べる。

特に牛肉は脂が少ないほうがいいです。


大村正樹

ヒレ肉?

これは代謝効率が上がるからですね。


大村正樹

代謝効率?

元々O型は、ホルモン系と代謝性が弱い。つまり温度差にものすごく弱いんですよ。


大村正樹

あっ、ホルモンってホルモン焼きじゃなくて?(笑)

いやいや、内分泌系ですね。


大村正樹

内分泌系のホルモンや代謝が若干弱いんですね。

温度差にすごく弱い。


大村正樹

僕、気温の差に弱いです。

それがO型の特徴です。


大村正樹

すぐくしゃみしちゃうんですねぇ。

そうなんです。だからホルモン疾患も非常に多いですよ。


大村正樹

えぇ〜!そうですか。

それでO型は乳製品が全然ダメですね。


大村正樹

ダメ?

乳糖を分解できないからダメです。


大村正樹

牛乳とかヨーグルトがダメですか?

ダメです。だからO型の人は牛乳を飲むと下痢を起こすとよくいってますでしょ。


大村正樹

お腹がゆるむ。

乳糖を分解できないから、元々合わないんです。


大村正樹

だけど便秘になっちゃいけないとかでヨーグルトを。

だったら豆乳をとればいいんです。


大村正樹

豆乳ですか?

ええ。


大村正樹

へぇ〜。豆乳はOK?

豆乳はOKです。


大村正樹

O型は肉−特にヒレなど脂分の少ない牛肉がおすすめで、よく焼く。そして乳製品はちょっと苦手。でもそれがダイエットの基本ですね。乳製品はなるべくとらないほうがいい。

あと、小麦ね。


大村正樹

小麦は?

ダメです。


大村正樹

ダメ。A型と同じですね。

ええ。小麦と豆類がダメですね。ただアズキはいいですよ。


大村正樹

アズキはいい?

ええ。だから赤飯とか食べるでしょ。お菓子に入ってる大豆は大丈夫です。


大村正樹

これはまた覚えきれないですねぇ。

グルテンに含まれるレクチンが、O型のインシュリンの代謝をさまたげるんです。だからカロリーをエネルギーに変化する働きを弱めちゃう。


大村正樹

小麦をとったら代謝をさまたげちゃう。

そうです。だから、そばとかダメですね。


大村正樹

なるほど。じゃあ、肉とパスタとか止めたほうがいいですね。

パスタ、あまりよくないですね。


大村正樹

肉をとった時はビーンズ系ですかねぇ。

そうです。ビーンズ系でもアズキが一番いいけれど、ほかの豆類はあまり合わないというのはあります。


大村正樹

日本人の2割の方が、残るB型です。B型には、ダイエットにどんな食生活が合ってるでしょうか?

B型は、元々乳製品が中心。いわゆるモンゴールが主体ですからね、遊牧民族。


大村正樹

牛乳、チーズ、ヨーグルト…このあたりですね。

ええ。B型は乳製品がタンパク源なんですよ。代謝のバランスが非常に影響してくるんです。


大村正樹

はい。

だからB型の人は、“ある時は強い”“ある時は弱い”という現象が出るんです。


大村正樹

へぇ〜。

今日はすごく機嫌いい、今日はすごく体の調子が悪いという。


大村正樹

これ、性格とまた関係なくして食生活で?(笑)

そうです。


大村正樹

へぇ〜。

こういう人は保存食的なもの、さっきいったヨーグルトとかチーズとか。


大村正樹

発酵食品がいいんですね。

そうそう。ああいうものをとってうまく調整していく。


大村正樹

そうですか。

あともうひとつ大事なのは、B型はお腹がすくと低血糖になりやすいんです。


大村正樹

わかります。うちの妻がB型で、「お腹がすいたら何もできない」とヘナヘナになりますね。

だから満たすと調子がよくなる。これはもう一番の特徴です。


大村正樹

ダイエットに関してはちょっと悩ましいかもしれませんが、B型は空腹が天敵?

空腹はもう絶対ダメです。


大村正樹

低血糖になっちゃう。

だから、保存食がはやったんです。もうひとつはカニやエビですね。


大村正樹

エビ、カニですか?

あれはレクチンが多いので、少し控えたほうがいいです。


大村正樹

控えたほうがいい。

はい。


大村正樹

B型はエビ、カニといった嗜好品のうまいものは…。

ちょっと減らすぐらい。というのは、日本人に合わない。


大村正樹

日本人に合わない(笑)。何かかわいそうになってきました。

あとトマトとかカボチャ、これ体質にだいたい合いません。


大村正樹

合わない?

はい。野菜はいいんだけれど、この二つはあまり合わないですね。


大村正樹

ちょっと4種類聞いただけで、B型さんが一番かわいそうになってきたんですけれど。だって今のところいいのは、乳製品と発酵食品だけじゃないですか。

だってB型はモンゴール主体でしょ。あの辺に行くとみんな、そんな食事ばっかりですよ。


大村正樹

朝青龍もそうだったんですかねぇ。

お腹がすくとカーッとするんですよ。


大村正樹

B型の人は?

朝青龍とはいいませんよ。


大村正樹

ええ。

だからプツッと切れる人が多いんですよ。


大村正樹

お腹が満たされていると機嫌がいい?

機嫌がいいです。


大村正樹

はぁ〜。

だからAとBの二つを持っているAB型に近いのは、このB型の影響がかなり出ているんですね。


大村正樹

へぇ〜。以前、「血液型と人間の行動学に関してはあまり関係ないよ」というサイコーの先生がいらして、「じゃあ、血液型の占いは成立しないんですか?」と聞いたら、「そうです、今のところ」と。だけど今日の先生のお話を聞くと、血液型と食物摂取に関しては連動してくるわけですね。

連動してきますよ。


大村正樹

だから、こちらのほうが占いよりもはるかに僕らの暮らしに役立つアドバイスかもしれない。

血液型の性格判断は、みんなそれぞれ考えていることが違うんですよ。どれが正解かは難しい。だから私の場合は前回もいいましたように、ヒポクラテスを研究してるんで自然医学の中に出てくるんです。それを元にしてつくったのがこれですから。


大村正樹

血液型って占いの対象や人物の性格診断みたいにしかならなかったんですけど、自分の健康に反映されるという話を初めてうかがって、ものすごく“目からウロコが落ちた”感じです。

ありがとうございます! ぜひこれをやってくれたら、性格診断以上にみんなが健康になれるということ、これにつきますよね。


大村正樹

もうお時間ですね。またぜひ遊びにきてください。

はい、ありがとうございます。


大村正樹

今週のサイコーは、中島カイロプラクティックセンター院長の中島旻保先生でした。どうもありがとうございました。

ありがとうございました。


大村正樹

ほとんどの食べ物にはレクチンというタンパク質が含まれています。このレクチンの摂取方法は血液型によってどうも違うらしいですね。体に合うレクチンと合わないレクチンが存在していて、血液型によって変わってくるということです。こういう研究も進んでいくと、もっともっと世の中の役に立つんじゃないかなと思いました。さぁ、来週はもうゴールデンウィークが近いよね。新学期が始まってやれやれというところでゴールデンウィークが来るというのはありがたいねぇ。みなさんもゴールデンウィークを前に準備してすてきな週末を。じゃあね!