防災への取り組み

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防災アワー5月のマンスリーゲストは
フリーライターの棚澤明子さん

「防災アワー」毎週日曜朝5時5分から、防災をもっと身近に、
もっとわかりやすく、生活目線でお届けしている番組です。

令和が始まって最初のゲストは、フリーライターの(たな)(ざわ)明子(あきこ)さん。
2人の男の子のお母さんでもある棚澤さん、温かく柔らかな雰囲気の方です。

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5月は、福島のお母さんの声から「原子力防災」を考えます。
棚澤さんは、福島から避難しているお母さんたちの声を伝えようと、
2016年には彩流社から
「福島のお母さん、聞かせて、その小さな声を」
今年の3月には、
「福島のお母さん、いま、希望は見えますか?」
を出版されました。

棚澤さんが、福島から東京に避難しているお母さんと最初に会ったのは2012年。
子どもを守るために、家族・友人関係を壊してまで、避難してきたお母さんたちは、様々なバッシングに遭うこともあり、取材に応じるリスクもあって、本を出すには時間がかかったということです。

福島の被災者を追い続けることは、原発の問題と向き合うことになります。

原発事故から8年経って、空間線量の下がった地域はあるものの、まだ多くの地域で汚染が残っている中、次々と支援が打ち切られて帰還ばかりが叫ばれる政策に、苦しんでいる方がたくさんいらっしゃるとのこと。
不安を口にすると、復興を妨げるのかと非難され、自由にものが言えない閉塞感もある...本当に難しい問題です。

詳しくは「防災アワー」聞いてください


気象予報士 防災士 伊藤佳子

2019年5月 5日
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