「防災アワー」毎週日曜朝5時5分から、防災をもっと身近に、

もっとわかりやすく、生活目線でお届けしている番組です。

2019年を締めくくる12月のゲストは、

環境防災総合政策研究機構　環境・防災研究所　副所長で

東京大学大学院　客員教授の松尾一郎さん。

今年の自然災害を振り返るとともに、「令和の防災対策」について

基本的なことを教えていただきます。

今年は相次ぐ台風の襲来で、松尾さんが日本に紹介した「タイムライン防災」に取り組む自治体も増えているそうです。

「タイムライン防災」とは、簡単に言うと

台風や大雨の被害が予想されるとき、逆算して

いつ、だれが、何をするのか、あらかじめ時刻表を決めておくこと。

記録的大雨をもたらした台風19号の襲来の際は、

亡くなった方の半数が避難の途中、車での移動中に被害に遭っていました。

やはり早めの避難が大切です。

地球温暖化の影響もあり、雨の降り方・台風の強さは変わりつつあり、

「今まで大丈夫だったから、今度も大丈夫」は通用しない時代になっています。

詳しくは「防災アワー」をお聞きください。

気象予報士　防災士　伊藤佳子