防災への取り組み

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防災アワー12月のマンスリーゲストは
「タイムライン防災」の第一人者、松尾一郎さん

「防災アワー」毎週日曜朝5時50分から、防災をもっと身近に、もっとわかりやすく、生活目線でお届けしている番組です。


2020年を締めくくる12月のゲストは、CeMI 環境防災総合政策研究機構 環境・防災研究所 副所長で東京大学大学院 客員教授の松尾一郎さん。


防災アワー

今年は、熊本などで甚大な被害が発生した「令和2年7月豪雨」といった自然災害に加え、コロナ禍での避難の在り方が大きく問われました。


松尾さんは5年前から球磨川の水害対策に関わり、今回も発災1週間後には被災地に入りました。

14名の入所者が犠牲となった特別養護老人ホーム「千寿園」では、避難確保計画も作り、毎年2回の訓練も行っていたそうです。

これまで続けてきた「村民防災会議」等の活動で助かった命もあったけれど、それでも救えない命があった......。

あらためて今回の災害から見えてきた課題についてお話いただきます。


また、今年は「分散避難」が呼びかけられましたが、コロナ禍にあって感染防止対策の徹底と避難のあり方の見直しが必要と考えていた松尾さん。

医療や避難所の専門家と「新型コロナウイルス感染症流行時の災害と避難環境を考える手引き(地方自治体編)」を作成されました。


大雨被害だけではありません。来年は東日本大震災から10年。

首都直下地震などへの備えもしっかりしておきたいものです。


詳しくは「防災アワー」をお聞きください。


気象予報士 防災士 伊藤佳子

2020年12月 4日
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