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今週から3週に渡って、"ぐっさん"こと、山口智充さんにお話を伺っていきます。

クボジュンさん「ぐっさんの"山口デパート"というのは何なんですか?」
山口さん「色んなことをやっているので、肩書は何なんですか?って聞かれることがある。聞かれない場合もあるんですけど、自分は何かって自分で言うとしたら"山口デパート"って(笑) 僕のイメージ・コンセプトはそう。フロアによっては笑いあったり、役者があったり、音楽があったり。催し物広場ではショーをやっていたり。このデパート全体が好きでもいいし、ひとつのフロアが好きでもいい。」
クボジュンさん「その時その時で好きなものが変わってきます?」
山口さん「この世界って正解がないって思ってる。見せる場所が変わったり、取り巻く環境が変わったりしているだけで、自分の中では何かをやめているつもりはないんです。どういうふうに世間に出しているかですよね。」
クボジュンさん「ひとつひとつ奥が深いから、これはもう完璧に出来たっていう感覚がないってことですか?」
山口さん「そう、まったくない!テレビとかで言えないですもん。極めてるもの、ないなーって思うことばかり。上には上がいますから。全部楽しむ範囲でやってる。僕が「スゴイなぁ!!」と思う人も、皆さん「まだまだです。」っておっしゃいます。」
クボジュンさん「引き出しがいっぱい!器用でいらっしゃるし。出来ないことあるのかな?って思います。ミュージカルの世界にも挑戦されていますね。」
山口さん「ちょうど、3~4年前。ミュージカル、嫌いっていうか見に行ったこともなかった。大変そうだなっていうのも。でも引き受けたからにはちゃんとやらないとって。与えられた役も、タイミングも良かったです。演出家が宮本亜門さんで、「ぐっさんが座長」って言われて。」
クボジュンさん「良かったですか?」
山口さん「結果的には良かったって感じで...。途中、「まだ練習やる!?」ってなったこともありました。稽古やめて、ぜーんぶパロディーにしたいって思っちゃった。そんな時に肉離れに。最後の方の稽古に出られなくて、初めて、逆側、お客さん側になって稽古見た時に、「このミュージカルに出たい!」ってこのミュージカルに出られる喜びを感じました。」
クボジュンさん「40代半ば、そういう世界に出会えるって幸せですよね?」
山口さん「すごく幸せですね。やるからには責任感を持ってやろうって。」

クボジュンさん「今、一番興味あるものってありますか?」
山口さん「僕は旅が好きで、車の運転が好き。この番組をお聴きのドライバーさんも多いと思うんですけど、自分でトラックを運転して色んな所を旅しながらライブがしたい。しかもこう、ウイング型の開くトラックで、トラック自体がライブステージみたいな。笑い・音楽・ショー何でもありの!」
クボジュンさん「いいですねぇ!」
山口さん「横からグイーンって、お金を入れるところも出てくるトラック(笑) 何年も前からトラックはどうする?どこに置く?吉本に置かせてよとかって。インターネットでトラック見たり具体的に動いて。いつかは実現したい!」

動く(移動する)"山口デパート"の実現、期待です!
山口さんの「子供たちがHAPPYなら、大人もHAPPY!」という言葉も印象的でした。次週もお楽しみに!



【本日の1曲目】 希望の轍 /サザンオールスターズ
【山口智充さん 選曲】 手のひらを太陽に 
"ぐっさん=good sun"で、太陽が大好きなんだそう。そんな山口さんが子供の頃から大好きなこの曲は、やなせたかしさん作詞。「本当の悪者は出てこないアンパンマンの世界、今改めて聴いて、なるほどと思いましたね~。」と詞を噛みしめていらっしゃいました。

【久保純子 My Sweet Home】 2017年5月31日 16:32