今年3月にYouTubeで公開した曲『お義父さん』が大きな話題となっている、お笑いタレントのはなわさんにお越し頂きました。クボジュンさんとは過去何度も、お仕事でご一緒しているそうですが、お会いするのは久しぶりとのこと。

クボジュンさん「13年ぶりのリリース『お義父さん』ですが、改めて、どうしてこの曲は生まれたのか教えてください。」
はなわさん「嫁さんの去年の誕生日にプレゼントした曲。ちょうど結婚15年と言うのもあったので。」
クボジュンさん「素敵です!」
はなわさん「長男坊があと2年くらいで大学に行くとなると、家を出ていくかもしれない。そうしたら、一家そろってお祝いするにしても、この15周年を逃したらヤバいなと思ったんです。」
クボジュンさん「もともと奥様がどういう育ちだったのか、ご存知だったんですか?」
はなわさん「僕は付き合っていた頃から、色々聞いてましたね。嫁さんが2歳の時に、お父さんが突然家を出てしまった。だから、お父さんの顔を覚えていないと。ママはどういう経緯で生きてきたのかっていうのを、子供たちに伝えたくて。」
クボジュンさん「実際、この曲をプレゼントされた時の反応は?」
はなわさん「ギターの弾き語りをやったもんだから、子供たちはテンション上がっちゃって最初騒いじゃったんです。でも途中で嫁が号泣しちゃって、僕も普段そんなに泣かない嫁が泣いているのを見たら、号泣しちゃった。パパとママが泣いてるから、1番下の子はまだ6歳なのに「なんか空気読めなくて騒いじゃってすみません...」みたいな顔をしてましたね。その場面が忘れられない日になりました。」
クボジュンさん「そして、実際に義理のお父様にお会いできたとか?」
はなわさん「この歌を歌い終わって、嫁が「実はまだ伝えてないことがある」と。1週間くらい前に親戚を通じて、お父さんが病気になったという連絡があったと。会うのを断ったけど、やっぱり会いに行った方がいいのかなって話になったんです。嫁も僕も会ったことがなかったので、不安ですごく緊張しましたね。」
クボジュンさん「そうですよね。」
はなわさん「でも、会ったら家族というものを感じられました。うちの嫁さん、ちょっと天然ボケなんですけど、お義父さんんも似ていて、僕のことをずっと"ハニワくん"って呼んでた(笑)」
クボジュンさん「どっちでもいいですかね(笑)よくないか!」
はなわさん「子供の柔道の試合にも来てくれて。おじいちゃんに会えて喜んでました。」
クボジュンさん「この『お義父さん』という曲を聞くと、奥様の智子さんに会いたくなります。奥様は中学の時、みんなが憧れるマドンナ的存在だったんですよね?」
はなわさん「そうですね。ほかの学校からもわざわざ見に来る人がいましたからね。僕も柔道部の練習をさぼって、バレー部のエースだった嫁さんを見に行ってました。」
クボジュンさん「そう考えると歴史が長いですねぇ。お子さん三人については来週じっくり伺いたいと思います!」

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【本日の1曲目】 サマータイムブルース/ 渡辺美里
【はなわさん 選曲】 お義父さん/はなわ


【久保純子 My Sweet Home】 2017年8月13日 19:53