8月20日(月)ONAIR  片山右京 DREAM REVIEW レポート!!2018/08/22 19:31

20回目の放送。今週から棒高跳びの日本記録保持者。富士通所属の「澤野大地」を迎えます。

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・澤野大地さんのプロフィール

澤野大地(大阪府出身)1980年9月16日生まれ(37歳)。
中学と高校は千葉県で、その後日本大学へ。
2003年、自身初の日本記録5m75cmを樹立。同年開催のパリ世界陸上選手権に初出場、決勝進出を果たしました。
2004年、アテネオリンピックに出場し、日本人としてこの種目20年ぶりの決勝進出。
2005年、静岡国際陸上大会で5m83cmという結果で日本記録を更新。
2008年、北京オリンピックに出場。
2016年、リオデジャネイロオリンピックに出場。アテネオリンピック以来2度目の決勝進出で、日本人としては64年ぶり、自信としては初の7位に入賞を果たしました。


棒高跳びは誰もやったことのない競技だと語る右京さん。
澤野さんは「危険は危険な競技ですけど、いちばん高い所まで上がるのでエンターテイメント性の高い競技だと思います」と話し右京さんも納得。
棒高跳びは右京さんにとって、自分がやってみようと思う競技で絶対にできない競技のうちの1つでもう一つはスキーのジャンプ。限りなくイメージができないと話します。
澤野さんはそのために日々練習をしていると話しますが、右京さんは飛んだらコントロールができなくなる点について聞きたい様子。
「マットじゃないところに落ちるのはかなり危ないですけど、そうならないような方向に飛ぶ練習をちゃんとしていますね」と答えました。
「怖いけれどちょっとやってみたい思いはある」と話す右京さんに「ですよね(笑)できたらやってみたくなる競技ですよね」と澤野さん。到達したからこそ見れる景色があるそうです。

澤野さんが棒高跳びを始めたきっかけを伺いました。
元々走ることが大好きだった澤野さん。中学校の部活は陸上部の長距離を選択しました。1年生の夏ごろに顧問に「棒高跳びをやってみないか?」と言われ、楽しそうだと思い二つ返事でOKしたそうです。「この先生がいなければ今の日本記録は生まれなかった」と右京さんは驚愕。
当時体育の授業の体操の成績が一番良かったため声をかけられたそうです。実は棒高跳びは踏み切った後はほぼ体操競技になるそう。セルゲイ・ブブカ選手も元々は体操出身の選手だったのです。
澤野さんは当時、長距離は得意だけど短距離は苦手だった様子。あだ名が"もやし"になるくらい細かったそうですが棒高跳びでは高く飛べたそうです。顧問の先生はそこに将来性を見出していたのかもしれません。

何よりも顧問の先生に感謝していることは‟棒高跳びを好きだという気持ちを育ててくれたこと"。今でも棒高跳びが楽しいし、好きなこと。「人生でいちばん好きなことを続けられているということは幸せだと思います」と話します。

右京さんは棒高跳びの‟棒"をどうやって運ぶのが気になった様子。
「あれを運ぶの大変なんですよ!」と澤野さん。折りたたむこともできなければ、分解することもできない棒。しかも選手は大会に7~8本持っていくそうです。空港に運ぶのも車の上にのせて運ぶそうです。しかも空港に着いた後も大変。30キロ近い重さの5m10cmの棒を担いで歩き回らないといけないから本当に大変だそうです。

棒高跳びにはまだまだ知らないことがたくさんありますね。

今週は富士通所属の棒高跳び選手「澤野大地」さんをゲストにお迎えしました。


落合知也さんの選曲
M   Hero /  安室奈美恵     

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